ウテメリン錠(内服) 効果や副作用の体験談

ウテメリンとともに過ごした4ヶ月間

妊娠23週に、頻繁なお腹の張りを覚えました。20分おきに1回張るというペースでした。激しい運動などをしたわけでもなく、家でのんびりしていた時だったので、軽く疑問を覚えましたが、それまで妊娠経過がとても順調だったので、その日はあまり深く考えませんでした。

次の日になっても約20分おきの張りがおさまらなかったため、病院に行きました。NST検査をし、そこでも張る頻度が変わらなかったため、ウテメリン錠5mgを6錠処方されました。

帰宅し、早速1錠飲んだところ、20分おきだった張りは、1時間程は落ち着いていましたが、それでもしばらくすると20分おきの張りにもどってしまいます。その日は土曜日で、午後の診療が終了している時間帯でした。時間外の受診も可能でしたが、薬を飲み続けることで良くなるかと思い、結局受診しませんでした。

夜は薬の副作用で心臓がドキドキし、なかなか寝付けませんでした。

服用後1時間もすれば動悸はおさまりますが、代わりに張りの方も頻度が戻ってしまいます。

日曜日になってもまだ1時間に1〜3回の張りがあったため、再度急患でかかりました。

薬の効果は正直、感じられませんでした。

内診をしてもらいましたが、気になる点はないとのことで、再度ウテメリンが6錠処方され、月曜日に再診するよう言われました。

薬を飲むと幾分か張りと張りの間の時間が長くなる感じがするものの、それでも最低1時間に1回は張るという状態が日曜日も相変わらず続きました。

月曜日の朝一番の内診で、子宮頚管がやや短くなっていると言われ、そのまま入院となりました。切迫早産という診断でした。

入院期間は妊娠24週から28週まででした。

入院期間中、4時間おきにウテメリン錠5mgを飲み続けました。

子宮頚管は入院後、それ以上短くなることはありませんでしたが、お腹の張りははじめの2週間は相変わらず頻繁でした。

26週になると徐々に落ち着いてきて(1、2時間に1回張る程度)、 28週に退院となりました。


退院後は6時間おきにウテメリン錠5mgを飲むよう指示があり、それは陣痛が始まった36週まで続きました。

その後37週0日目で元気な男児を出産しました。

後輩ママへのアドバイス

初めての妊娠、切迫早産でしたので、お腹の子が心配で、入院直後は毎日のように泣いていました。でも、母親の強いストレスでもお腹は張りやすいと聞いて、どっしりゆったり構えることも必要なんだと思いました。

妊婦さんの中にはお腹の張りやすい人、張りにくい人がいるようです。お腹が頻繁に張ることは注意すべきことですが、過度に不安がらず、先生の指示に従って、ゆったりとした気持ちで過ごすといいと思います。

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