妊娠中の頻尿の体験談

妊娠後期に襲った食欲減少と頻尿

妊娠初期のつわりもひどくなく、匂い(洗剤やハンドソープ)に敏感になるくらいで、吐き気もほぼほぼなく胃がムカムカし「おえっ」となるくらいで実際に吐いたりすることもありませんでした。期間も1ヶ月と短い方で、つわりが軽い妊婦でした。
しかし妊娠後期30週頃、そろそろお腹も大きく前にせり出しとても重たい状態です。
もちろん仰向けでなんて寝られるはずもなく、おまけに我が子は胎動がとても激しくて、私がウトウト・・・ととしてもドンドコお腹の中で暴れ回られて睡眠も上手く取れなくなってきました。
そんな頃に襲ってきた、妊娠初期に味わったようなあの胃のムカムカ感。それに食欲も減ってきました。
食事を少しでも取ると、すぐにお腹がいっぱいになってしまい1人前も完食できないほどに。
けれども少し時間がたつとすぐにお腹が空いてくる、なんとも燃費の悪い車のようでした。
この頃は、そろそろ寒くなってくる秋から冬に向かっていく時期でした。
それと同時にトイレに行く回数がものすごく増え、夜寝ていても最低3回は起きだしてトイレに駆け込んでいました。多いときには5回以上。
寒くなってきたから、体が冷えてトイレの回数が多くなったのかと思っていました。
お腹が重くて胎動が激しく、おまけに頻尿で睡眠不足は増す一方でした。
あまりにも睡眠不足で、これはまずいのではないかと心配になり妊婦健診のときに先生に相談しました。
「これは妊娠後期にあるつわり。赤ちゃんがお腹の中で大きくなってきて、お母さんの内臓を圧迫しているからご飯が量食べられないのも頻尿もこれのせい。赤ちゃんが大きくなった証拠だからもう少しだけ耐えて。睡眠もお昼寝したりして、出来るだけ取るように。お産のときのため体力を温存しておいてね。」
とのことでした。確かにこんな大きなお腹になっているのだから、私の内臓達は元の場所にいられない訳だと納得しました。この状態は本当に赤ちゃんを産むまで続きました。
赤ちゃんを無事出産した後は、今までが嘘のようにご飯も普通の量を完食でき、といれの回数も減りました。
それだけ妊婦さんの体には負担がかかっていたのだと、自分の体で実感することが出来ました。

後輩ママへのアドバイス

妊娠後期の食欲減少と頻尿は、赤ちゃんが大きくなった証拠。と先生から言われたとき、私はなぜかこの時母親としての自分を実感しました。体に負担をかけてまでもお腹の中で我が子を育てているのだ、と思いました。
出産までラストスパートのこの時期、体は重たくてしんどいと思いますが食欲減少と頻尿は一時的なものです。頑張って乗り切りましょう。私は体が重たい上に、めんどくさがりの性格が重なりトイレに行くまでも億劫に感じました。が、我慢しては膀胱炎になってしまいますので、私のような妊婦さんは(いないと思いますが)要注意です。膀胱炎は妊娠前に1回経験していますが、本当に辛かったです。

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