トイレとお友達に!?妊娠中の頻尿体験談
赤ちゃんが宿った!というのは、とても喜ばしくて幸せなこと。
しかし妊娠中は、ホルモンバランスの崩れや体の変化が大きく、まるで今までの自分とは別人なのではないか?というような感覚に陥りやすいと思います。とても些細なことですら、赤ちゃんに影響があるのではないか、変な病気にかかっているのではないか、とついつい気になってしまいますよね。
そんな数ある悩みの中でも、私が妊娠中特に振り回された『頻尿』の悩みについて書かせていただきたいと思います。
私は現在2児の母ですが、第2子の妊娠が発覚したのは少し肌寒い10月末頃でした。もともと冬場の寒い時期には、1時間ごとにトイレに行きたくなる性分だったので、妊娠初期の頻尿に関しては「いつものことだ」くらいで、ほとんど気に留めませんでした。出産後にママ友と妊娠当時の悩みを話したりすると、かなりのママが妊娠初期にも頻尿に悩まされていたようですが…。
そんな私が頻尿を気になり出したのは、妊娠30週になる前のことでした。春も半ばでとても暖かいのに、冬場よりも酷い頻尿でした。今トイレに行ったかと思えば10分後にはまたトイレに行きたくなる…それも、何も飲んだりしていないのに、です。さすがにトイレばかり行く私を、主人も気にし始めました。良くも悪くも上の子の育児でバタバタしていたこともあり、気にして悩んでも余計疲れて大変なので「おなかも重くなってきて圧迫されているんだろうなぁ」と、トイレに行きたくなれば我慢せず行くようにすることや利尿作用がある飲み物を避けることだけに気をつけて、特に病院にも相談したりしませんでした。
そのまま2か月程度はずっとトイレとお友達状態で、出産直前の陣痛室でも何度もトイレに行きましたが、産後にはさっきまでが嘘だったかのようにピタッと治まりました。本当に赤ちゃんの重さで圧迫されていたからかもしれませんね。
妊娠中でも、出産後でも、育児の不安や悩みは絶えないですよね。でもどんなちっちゃなことでも、ひとりで抱え込むよりたくさんまわりに発信してみてください。黙っているからそう見えなくても案外同じような悩みを抱えているママや、その悩みを乗り越えてきたママがたくさんいるかと思います。話すことで解決しなくても、うちだけじゃないんだと共感することで意外とすっきりしたり、大きな悩みが少し小さく感じられることもあると思いますよ。