24時間のウテメリ点滴の投与生活
私は切迫早産で二度入院しました。
一度目は23週3日目から3日間、その後少し異例ですが先生の許可を貰って帰省し、暫く実家で自宅安静の後に33週1日目から28日間(つまり37週0日まで)、里帰り出産予定の病院で再び入院しました。
二回ともウテメリンの点滴を24時間体制で投与されていました。最初は少量から投与されていましたが、それでも度々お腹が張ったり、毎日の診察の結果、徐々に量が増えていったのはよく覚えています。
副作用は主に動機が激しくなったことです。特に投与量が上がった時は、ものすごく心臓がドクドクします。あとは副作用なのかつわりなのか分かりませんが、何度か吐き気が酷くて、もどしてしまったこともあります。
辛かったのは点滴もそうですが、モニターという装置(そう呼ばれていたので、正式名称は分かりかねます。おそらくお腹の張り具合や胎児の心拍数をチェックするもの)をお腹にとり付けるのですが、数十分から長い時は1時間以上殆ど身動きが取れないのが少し苦痛でした。
それと、二回目の入院先の病院では膣剤も投与されていました。また、これは切迫早産と関係しているのか確実には分かりませんが、私を含む他の切迫早産で入院している妊婦さん全員(一度目も二度目も)貧血気味のようで、鉄剤を摂取していました。これは病院によって注射で点滴に刺したり、錠剤を使用したりします。
最終的に私の場合37週を迎え、点滴を外すとあっという間に陣痛が始まり、翌日出産となりました。ですが、陣痛が来るタイミングは人それぞれで、私より早く退院した同室の妊婦さんは点滴を外して1週間後に出産し、助産師さん曰く結局予定日を超えたという方も今までにいたそうです。
絶対安静の入院生活は不便なことだらけで苦労も多いかと思いますが、自宅で安静にしているよりプロが常にスタンバイしている状態なので、割と安心出来るのがメリットかなと思います。また、お腹が張るときは直ぐにナースコールをするなどして伝えることが重要です。副作用の動機は苦しくなるほどではありませんので、慣れればそこまで気になりません。不安なこと、分からないことは助産師さんや先生に何でも聞いてくださいね。