ウテメリン点滴をした体験談
私は、妊娠26週の時に切迫早産の診断をされて緊急入院しました。
その日は夕方で、腹部の張りが強く、ウテメリン30滴からスタートして、張りは落ち着いたのですが、吐き気と頭痛が酷かったのを覚えています。
最初は副作用と気がつかなくて我慢していたのですが、看護師にいうと、点滴のはじめは頭痛が出ると言うことでした。
吐き気もずっと続いていて、食事の評判の良い病院なのに、まずくて入院中の食事があまり取れなかったです。出産して、同じように食事してみるととても美味しく食べられて驚いたのを覚えています。
副作用は、私の場合は他に、腹部の張り返しがありました。点滴を徐々に減らして10滴になったので、医師から退院の許可が出て点滴をはずすと、途端に張りが出て、即点滴を再開したことがありました。
36週に入ったので、いつ産まれても大丈夫だからと言って点滴を止めると、その日に退院する前に全破水してそのまま出産になりました。
ウテメリンの点滴は、少量でもよく効く薬なんだと思いました。
また、ウテメリンは点滴が漏れやすいので、しょっちゅう針の差し替えをしていました。お陰で両腕が皮下出血だらけになりました。
また、ウテメリン点滴をしていると赤ちゃんにも薬がまわってしまうため、赤ちゃんの授乳の時に、赤ちゃんが眠りがちで、吸う力も弱かったです。赤ちゃんを起こすために看護師が足の裏をキュッと擦って赤ちゃんを泣かしていたのがとても可愛そうでした。
看護師に「点滴してたから赤ちゃんにも薬がまわっているんだね」と言われました。かといって、保育器に入る程では無かったです。
他にも、赤ちゃんが便秘になって7日排便が無くて出たら大量ということが、2ヶ月位続きました。
ウテメリン点滴をどうしてもしなければならないなら、仕方ないけれど、できれば入院にならないように日頃から身体を大事にして赤ちゃんと母体をいたわって過ごして欲しいと思います。