妊婦健診へ行ったらそのまま緊急入院
妊娠してから一度も健診で何か言われることなく順調だったある日、いつも通りまた妊婦健診へ。31週4日の日のことでした。その日はお産予定の病院へ移る最後の健診でした。順調ですね、と言われましたが最後なので内診をしとくことになり、診てもらうと子宮頸管長が1センチしかないと言われ緊急入院。私はその意味がわからないまま、お産予定の病院へ行くことになりそのまま荷物も取りに行けず入院。ここから地獄の絶対安静生活が始まりました。授かり婚のため、結婚式やら引っ越しやらをまとめて行い、重い荷物もせっせと担いでいたためか、急に切迫早産状態に。それでも自覚症状はなく、お腹の張りも少なかったので最少量の15mlウテメリン点滴を開始。点滴は4日に1回交換で、私は血管が見にくいのでしょっちゅう打ち直され、たまに血管内から漏れて腕がパンパンになることもありました。結局退院するまで上がることなく15mlでした。お腹の張りはほとんどひどくなることなく、点滴を抜いた日だけ張り返しはあったもののお産にはならず無事36週1日で退院となりました。絶対安静生活から解き放たれて、嬉しくて動き回りましたが産まれず。38週2日、早朝に自然に陣痛が起こり分娩時間4時間のスーパー安産でした。
特に初産だと陣痛がなにか、お腹の張りがどんなものなのかピンと来ないと思います。でもだからといって私のように無理して荷物を持ったり、妊娠後期なのに家事を思いっきりしたりすると絶対安静生活になります。入院に至らなくても、自宅で安静を言い渡される人もいます。また、上の子がいる場合に切迫早産になると大変なのはパパです。慣れない家事やママが帰ってこないと泣く上の子。入院して仲良くなった妊婦さんたちの半分以上が経産婦さんでした。上の子にあえないのがつらそうでした。切迫早産は体質的なものもあるので、安静にしていても切迫早産になる人もいます。でも、早産になると育てるのも大変です。我が子は切迫早産になりながらも38週で生まれてきてくれたので、母乳を飲むのが上手く、平均より大きく育っています。でも早産になると自分で呼吸できなかったり、母乳が飲めなかったりして、夜なかなか寝てくれなかったりします。産後のことも含め、赤ちゃんのためにもやはりできるだけお腹の中にいてくれるようにママとして努めることが大切です。