自宅安静から点滴&安静入院への進行
3子出産しましたが、3子ともに体質的に羊水が多くて張りやすく、出産が早まる傾向にあったため張りを感じはじめた25週頃からリトドリン5mgを処方され一日三錠内服をしていました。張りの様子で内服薬を1日6錠まで飲んでいました。
34週を過ぎた嵐の夜、今までより強い張りと締め付けるような痛みを感じ、時間を見てみると不規則ながら短いときは5分くらいで張っていました。しかし、病院に行くか悩んでいるうちに痛みをしのぐのに疲れて眠ってしまい、目を覚ましたときは腰が重いような張りは残っていたものの規則的な張りと痛みは消えていたので、三日後の検診まで内服薬を増やして様子を見ました。
検診で前記のことを話すとNSTをすぐに実施され、その結果無自覚な張りもあり10分間隔のおなかが張っていて、子宮頚管も先週の検診から3センチ短くなっていました。さらにお腹の赤ちゃんが骨盤位(いわゆる逆子)であったため、すぐに点滴→入院となりました。
投与量は3Aを20ml/時で、36週ではずすまで投与量は変わりませんでした。
入院するまでは内服薬で張りがずいぶん軽くなったように思っていましたが、点滴すると全く別物でした!おなかがパンパンに張った痛いような苦しいような感覚がほとんどなくなり、自分が思っていた以上にいつも張っていたんだなぁと、自覚のなさを反省したほどです。
効き目ある分、慣れるまでは副作用でほてり、吐き気、動悸と軽い頭痛がありました。私は3日くらいで慣れました。
36週になってから、点滴の入り口が広がって漏れていて差し替えのために一度抜いてもらったとき、ついでにエコーで見てもらったら赤ちゃんが頭位になっていたためそのまま点滴は中止となりました。
点滴を抜いた夜から「張り返し」と呼ばれる強い張りが10分間隔でありましたが、私はこれが陣痛につながらず、先生が「赤ちゃんが頭位のうちに産もう」とおっしゃって、点滴を切ってから10日後の37週4日に促進剤を使って誘発分娩で出産となりました。
横になってもなかなか収まらない張りは、臨月まではあまりあるものではありません。
個人差はありますが、満月の夜、嵐の日(低気圧)などはお腹が張りやすくなる人もいます。
なんだかお腹がパンパンに張る、なんとなくいつもより生理痛のような痛みがあるときは早めに受診することをお勧めしたいです。
あと、「張りが気になったらすぐ来てね」と声をかけてくれたり、異常を感じて受診をした際に、それがただの思い過ごしであっても「何もなければそれでいいんだよ!」と、気軽に相談に乗ってくださる姿勢の、信頼のおける産院さんを選んでほしいと思います。