ウテメリン、リトドリン点滴 効果や副作用の体験談

切迫早産で緊急入院から出産までの出来事

私はつわりも無く妊娠初期から楽しく妊婦生活を送っていましたが、28週(8ヶ月)頃に時々お腹が張るようになりその頃の検診でもお腹の張りを指摘されました。けれど子宮口の異常は確認されなかったため、その時はウテメリンの錠剤を飲むことと家での安静を指示されました。

私は28週(8ヶ月)からウテメリン錠剤を1日1錠飲み始めましたが、29週(8ヶ月)に両手いっぱいの買い物から帰宅後、キューと子宮が縮まるのがわかる痛みでうずくまりました。お腹に当てた手には石のような感触しかありません。

これは異常な事だと思い少し痛みが楽になった頃に病院に連絡するとすぐに来てくださいとのことで、タクシーを呼ぶ時間よりも早いからと歩いて5分ほどの病院へ石のように重いお腹を下から支え上げるようにして向かいました。

病院に到着してすぐに診察してもらうと子宮口が1センチ開いているとのことで切迫早産と診断されました。

そしてお腹にバンドみたいなものを巻くNSTテストで軽い陣痛がついてしまっていると言われ強制的な緊急入院となりました。

その後すぐに病室でウテメリンの点滴を左腕に刺しました。

事前に薬の副作用として吐き気や動悸や手の振るえがあるかもしれないと言われました。

私はウテメリン点滴後、いつもより鼓動が早いと感じることがありましたが、吐き気や手の震えはその時はありませんでした。

点滴は24時間です。つまり入院中は外れませんし、絶対安静でトイレと洗顔や歯磨き以外は基本ベッドの上です。

入院中は毎朝の検温、身体(主に排便)の問診、血圧の測定をし、子宮口の状態を観察するための内診が行われました。それとエコーやNSTを定期的に受け、定期検診時に行われる尿検査や体重測定などは数週に合わせて実施されていました。

ウテメリン点滴を始めて2週間ほどしたころから、私は手の振るえを感じはじめました。

小刻みに震える程度ですので日常的には問題はありませんでした。

ウテメリン点滴による副作用での動悸と手の震えは、入院生活が長くなるにつれて慣れてくると思います。

私は29週(8ヶ月)から入院し、36週(10ヶ月)になったのを機に一度ウテメリン点滴を外したことがありますが、外したとたんに軽い陣痛がついてしまいました。

赤ちゃんの状態からもそのまま出産しても良いと言われたが「早産」と記載されてしまうとのことで、正期産の37週(臨月)まで再びウテメリン点滴を続けました。

この時の子宮口は1.5センチでした。

そして37週(臨月)に点滴を外すと、お腹の張りも陣痛もつかずで退院する運びに。

出産は37週3日で、前日には子宮口が3センチ開いていました。

切迫早産の人はお産が早いようで、初産ですが陣痛(気づいたときには5分間隔ほど)から破水、出産、後産まで2時間ほどでした。

後輩ママへのアドバイス

切迫早産気味のかたは、ウォーキングなどは臨月に入ってからで十分です。

もし安静指示が出た時はトイレ以外は寝てるのが一番です。

安静指示が出ても家では安静に出来ないという場合(ご主人や子供さんの世話をしなくてはいけない場合)は入院したほうがママと赤ちゃんのためには絶対に良いです。

入院準備は早めに用意されておくと、出産前の急な入院などにも対応でき便利です。

入院で点滴治療(長期)の場合、両腕が点滴針跡で腫れたりしますが綺麗に治ります。

入院中はお風呂に入れませんので、体を拭くものや水のいらないシャンプーが役立ちます。

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