お腹が下がってからも通常の生活をして正期産で出産しました
私の家系は、予定日より早めの出産になりやすく、出産の進行自体も早い家系なので、早産となるのを心配していました。28週の妊婦健診の際、医師よりお腹が下がった感じがしないかと尋ねられました。子宮頚管もこの時期にしては短めになっていると言われました。この時点では、お腹が下がった感じを心配したことはあまりありませんでした。次の健診だった30週には、お腹の中で赤ちゃんの当たる位置が、かなり下の方になったことに気が付きました。立ったり歩いたりする時間が長かったり、赤ちゃんが蹴ったりすると、おなかの下の方、恥骨あたりにでツーンとする感覚があったからです。それが出産に繋がってしまわないかいつも気がかりでした。食事をすると量を食べれずもたれ気味だったのが、量が少し増えてきたのもこの頃でした。32週には切迫早産の診断がおり、ルテオニンという張り止め薬を処方され服薬しましたが、運悪く重篤な副作用が出てしまい服薬中止となりました。万が一生まれてもこの時期なら大丈夫だし、正期産まであと少しだから無理せず通常の生活をして構わないと医師には言われました。赤ちゃんが出てしまいそうなツーンとする感覚やお腹の張りが頻繁にあったので生活に緊張感はあったものの、なんとか正期産まで持ちこたえ、赤ちゃんに心の中で「もう生まれていいよ」と就寝前に語りかけた翌朝38週1日で出産となりました。
お腹が下がったからすぐに出産に結び付くかというと、それは人それぞれのようです。私は、母親の妊娠、出産の経過と似た傾向があり、特に出産は進行が早いところが似ていました。お母様の出産プロセス等を聞いておくと、1つの可能性として心づもりができ、少し安心できるかもしれません。妊娠中にしない方がいいと言われることは沢山ありますが、誰でもそれをせざるを得ない状況があると思います。できる限り無理をしない事が望ましいと思いますが、私は日中お腹が張りっぱなしでも休むことができなかった上、強い副作用のため張り止め薬が飲めなかったので、夜は9時~10時には必ず寝て休む時間を確保していました。身体が疲れやすい時期だった為、ちょうど良かったです。早寝早起きをしていると、生まれた赤ちゃんも生活リズムが整うのか、2人とも夜泣きも泣く夜になると寝る子になったので、試して悪いことはないと思います。できることなら、正期産まで赤ちゃんをお腹で成長させてあげた方がよいかと思いますし、守れるのは母である自分だけ。無理をしてもそれを気にしすぎるのではなく、他の部分で自分と赤ちゃんの休憩を取り、バランスを取って過ごしてくださいね。