出産までのカウントダウン…長い!
36週に入ると友人知人に会う度「うわっ、お腹下がってるねー、(出産)もうすぐ!?」と訊かれるようになりました。自覚はありませんでしたが、この頃の定期健診でもドクターや助産師さんから「しっかりお腹が下がってきてるし、お産は(予定日より)早まるかもね」と言われるようになりました。
まだよく言われるような「胃の圧迫が治まりご飯が食べられるようになる」感覚はなく、息苦しさや胸焼けのような症状は続いていました。ただ、この頃からおりものが増えたように思います。クリーム色のとろりとしたものが、四六時中出るようになり、おりものシートを常時つけるようになっていました。恥骨がギリギリと圧迫される痛みも出るようになってきていました。
その後、37週終わり頃の健診で子宮口が3センチ開いていると言われ、覚悟しておいて!とドクターに言われたのですが、何事もなく、そのまま39週を迎えました。胸焼けはこの頃には治まり、さすがに自分でも巨大なお腹がどろ~んと下がっているのが鏡を見るとすぐにわかるようになりました。
お産が早まるかもと言われてから3週間経ち、ドキドキする気持ちはもうほとんどなくなっていました。友人知人だけでなくドクターにも「えっ、まだ産まれてなかったの!?」と言われ続け、「産まれる産まれる詐欺じゃないんですよー」などと冗談を言っていると、ようやく39週5日で出産になりました。
陣痛発来後2時間は普通に家事をして、その30分後病院へ着いたときには子宮口全開、いきみは2回で済むという大安産でしたが、お腹が下がってから出産になるまで3週間かかるという、時間のかかり過ぎた一例でした。
お腹が下がるともうすぐ出産、というのは昔からよく聞く話で、「母体が出産の準備に入った」という意味では嘘ではないのだと思いますが、私のようにお腹が下がってからも延々と陣痛が来ない場合もあります。
お腹が下がってもあたふたせず、とりあえず入院の準備だけ整えて、あとはゆったり成り行きに任せるのが1番です!