妊娠糖尿病(GDM)の体験談

妊娠4ヶ月からの妊娠糖尿病

私が妊娠糖尿病と診断されたのは妊娠4ヶ月の頃です。
妊娠初期の血液検査で血糖値が高く再検査でブドウ糖負荷試験を受けました。
食前は問題なかったものの、1時間後は181、2時間後は141と、正常範囲から随分上の値が出てしまい産婦人科から 連携している大きな総合病院を紹介され妊娠糖尿病の治療を始めました。今まで血糖値異常など起きたこともなく、糖尿病になってしまったのかと不安になってしまいましたが、妊娠糖尿病は 妊娠したことで、胎盤の機能がうまく働かない、普通の糖尿病とは違う病気だと知りました。また、出産して胎盤が体外に出てしまえば、治る人がほとんどだと聞きました。現に私も出産後は血糖値異常がなくなりました!
まず、妊娠糖尿病には2つの治療がありました。1つ目は食事療法だけで、血糖値コントロールをしていくこと。2つ目は 食事療法だけでなく、インスリン注射をして血糖値コントロールをすることでした。幸い私は食事療法のみで、コントロールが出来ていたので入院も、注射もすることなく、出産まで過ごすことができました。
血糖値コントロールとは食前、食後に指に針をさし 血糖値を測る機械で数値を記録していきます。
私は1度にたくさん食べると血糖値が上がってしまうので 病院の先生と相談して1日6食に1日分の食事を分けて食べるようにしました。おやつも、血糖値が上がってしまうので ほとんど食べられなかったですが、血糖値のあがらないものを 探しながら上手に食べたりして過ごしました。出産時は あまりに血糖値が高い場合は、総合病院で産むしかないと言われていましたが幸い通っていた産婦人科で対応できる数値だったこともあり、通っていた場所で産むことができました。
妊娠中、友達とランチに行くことや、食べ歩きをすることがまったくできず辛かったですが、無事に赤ちゃんが育っていることを検診で確認するたびに、出産まで、上手に血糖値コントロールを頑張ろうという気持ちになれました!もちろん出産後は我慢していたぶん、ケーキや、ピザ、ラーメンなど、好きなものをご褒美に食べました。一生続く病気ではなく、ゴールのある病気だったので、後悔しないよう頑張った1年だったなぁと思います。

後輩ママへのアドバイス

妊娠糖尿病は妊娠期間だけの病気です。時には食べたくて辛い時もありますが、赤ちゃんのために我慢できる病気でもあると思います。赤ちゃんのことを考えたら後悔しないマタニティー生活を送れると思いますよ。ゴールは必ず来ます。上手に病気と付き合っていけると、いいですね。

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