辛いだけじゃない結果が待っていた
2人目を妊娠し初期に悪阻が酷く、安定期になったら1人目との時間や、産まれてくる赤ちゃんのために時間を使おう!と思っていたら、安定期に入ってすぐに切迫早産と診断され絶対安静生活が始まり、その後入院し手術…手術したから少しは日常生活を送れるとのことで退院を許可され、残り少ない妊娠ライフを楽しもう!と思っていたら…
今度は妊婦検診で妊娠糖尿病と診断され産婦人科と別に妊娠糖尿病外来に通うことになりました。1人目の妊娠の時は何事もなく出産できたのに、今回はどうしてこれでもかこれでもかと色々あるのだろうと、途方に暮れました…でもお腹の中の赤ちゃんはどんどん育っていっているのに、ママが立ち止まってはいられないと思い、図書館で妊娠糖尿病の本を借りて色々と調べました。
1日4回血糖値を計らなければならなくなり…最初は少し痛みも感じ、恐怖も…でも少しなれてくると血糖値の数値の方が気になるようになりました。手術をしている為、運動は控えた方がいいと思い、食事療法を徹底しました。
徹底して薄味にしました。家族には薄すぎるので、調理の途中で自分の分を取り分けたり、食事をするときは必ず野菜から食べるようにし、ドレッシングもほとんどかけませんでした。最近の調味料には糖が気になるかたに…のような表記があるものが増えたのて助かりました。妊娠後期は何もしなくてもお腹が空いてしまうので3食とは別に間食をしますが、おやつは手作りしたり、糖の少ない市販のおやつやパンを食べました。上の子と外食をするときは、お蕎麦などにし、でもお汁の味が濃いので、お店の人には申し訳なかったのですが、お水を入れて薄味にして食べました。そこまで徹底するの?と思われるぐらいだったかもしれません…でもお腹の赤ちゃんの為に後悔はしたくなかったので今思ってもやり過ぎだったとは思っていません。
1日の食事内容をノートに書き、妊娠糖尿病外来の日に栄養士さんとの予約もありチェックされました。そのお陰で出産時には母体と赤ちゃんの体重は理想的で、血糖値も安定していました。出産後3ヶ月と1年後と検査をしましたが今は問題ありません。
この病気になったお陰で、色々と勉強になりました。健康に過ごす為の食事のことなど、今も家族の為にできる限り気を付けるようになりましたし、精神的にもとても勉強になったと思います。
出産した後は赤ちゃんとの生活が待っています、その生活を少しでも快適にする為に自分にとって必要なことだったんだろうと、今では思っています。
最後に、病院の先生、看護師さん、スタッフの方々や家族の支えがあって乗り越えられたのだと思います。
最初は「何で私が…」と悩んで苦しむかもしれません、でも、今、優先すべきことをして下さい。この辛かった時期のことは赤ちゃんに会えた瞬間に忘れてしまえると思いますよ…ママが頑張ったこと、ちゃんと赤ちゃんに伝わると思います。