とろーんと伸びる半透明のおりもの
私は焦っていました。
2人目を早く妊娠したくてたまらなかったのですが、「そろそろ排卵日付近かな?」という特に根拠のない考えだけではなかなか妊娠できなかったのです。
というのも1人目はその根拠のない考えだけで、ありがたい事にすぐに妊娠できたからでした。
もともと生理周期が定まっておらず、28~36日と間隔があるためいつ排卵するのか特定できませんでした。
2人目の妊娠を望んでからは、生理がくると泣けてきて子どもの前で涙を流してしまう事が3ヶ月続きました。
このままではだめだと思い、妊娠できるようになるために暇さえあればインターネットで色々検索し情報を収集していました。
そこで私が有効だと思った基礎体温の計測と、排卵検査薬、おりものチェックを開始しました。それまでホルモンの状態でおりものに変化がある事など全く知りませんでした。
初めて排卵検査薬を使用した月は判定線がはっきりせずいつ排卵日か不明で、基礎体温も低温期と高温期がはっきりしませんでした。
しかし排卵日付近であろう時期にトイレで用を足してペーパーでふくと、とろ~んと伸びる半透明おりものがついていました。「これはもしかして排卵するのか?!」と思い、タイミングをとりました。
しかしその月は生理がきてしまい妊娠できませんでした。そしてまた涙したのでした。
翌月排卵検査薬の判定線がうっすら出た日(0w14d)と翌日くっきり出た日(0w15d)にタイミングをとりました。
この2日間のおりものは、トイレに行くたび下着に1円玉大程の乳白色がかった少し粘り気のあるものでした。
その翌日(0w16d)基礎体温が少しガクッと下がり、日中トイレへ行くととろ~んと伸びる半透明のおりものがペーパーにつきました。
「きっと今日が排卵日だろうな」と思いましたが、3日連続は体力的に無理だったのでタイミングをとりませんでした。
そしてとろ~んおりものが出た翌日(0w17d)も排卵してからまだ24時間経っていないかもしれないと思い念のためタイミングをとりました。
その月はなんだか妊娠できたかもしれないという予感が強かったのですが、念願叶って妊娠することができました。
妊娠を望んでいる時期は体もですが心がとてもデリケートになっていると思います。私は体のちょっとした変化が気になってネットで検索してはその都度一喜一憂していました。
おりもので排卵日が予測できるなんて全く知らずネットの情報で得た知識でしたが、おりものチェックは自分の体を理解できる便利な方法だと思います。
ネット上に記載されている情報にあてはまる事がなくても、誰かの体験談などを見て「こんな場合もあるんだ」と、望む可能性が広がるとモチベーションもあがるのではないでしょうか。
おりものだけでは排卵日の特定が難しいと思ったら基礎体温や排卵検査薬などを併用することでさらに予測しやすくなると思います。