分娩台の上でされるがままでした

計画陣痛ではなく、急遽陣痛促進剤投与でした。
5分間隔の陣痛になってから5時間で子宮口が全開になり、助産師さんからも「すごくスムーズにお産が進んでいるからすぐに産まれるよ」と言われていました。
通常なら子宮口全開になってからは1～2時間程度で出産するらしいのですが、私はそこから出産まで3時間掛かりました。
その原因は赤ちゃんの頭が大きく、私の骨盤が狭くて出て来られなかったのだそうです。
狭い産道で足止めを食らっている状態の赤ちゃんは勿論とても苦しかったのだと思いますが、陣痛が来る度にイキんでいる私もかなり体力的に辛く、延々とイキみ続けて2時間が過ぎた頃には陣痛の感覚も薄れていて気が遠くなりそうでした。
実際に陣痛も弱まってきていて、このままだと母体も赤ちゃんも危険だと判断されて急遽陣痛促進剤を投与されました。
最終的には吸引と会陰切開を経て産まれてきてくれましたが、それでも産まれていなかったら緊急帝王切開になっていたと後からお医者さんに言われました。
分娩に掛かった時間は8時間なので難産だったとは言えないのですが、子宮口全開からの3時間の格闘はとても辛かったです。勿論、産まれてきた赤ちゃんを見た瞬間に辛さも吹き飛んでしまいましたが、やはり見た目にも頭の大きな子でした。