全ては母と子供のために

私が陣痛促進剤を使ったのは長男の出産時でした。、

予定日4日前、朝から何かソワソワしていつもと体調が違う感じが...

夕方になると不規則なお腹の痛みが始まりました。間隔もバラバラだったので、『これが前駆陣痛かなー』なんて気楽に構えていたのですが、夜中に向けてちょっとずつ感覚が短くなってきたんです。病院に電話すると、一度来院するよう言われたので、荷物を持って病院へ。

その時はまだ子宮口１センチ。陣痛が来てるけどまだまだ弱いから産まれないねーと言われ、一旦家へ帰りました。

夜中は痛みでなかなか眠れなかったので、スクワットしたりしてお産をスムーズに進ませようと体を動かしていました。

朝になり、やはりお腹の痛みは続いていたので朝イチ病院へ。するとなんと子宮口７センチ！前日の夕方から陣痛が始まり、この時点でも微弱陣痛だったので、私も赤ちゃんも体力を消耗してしまうからと、陣痛促進剤を打ってお産することに。すぐにLDRへ案内されました。

促進剤を打つと急激に陣痛の痛みが強まると聞いていたので、怖かったのですが、自分の中では既に痛すぎていたので、そこまで強まったという気はしなかったです。

促進剤を打ってから約3時間後、元気な男の子を出産しました。

促進剤を打つと言われた時は、薬を使うことで赤ちゃんに一気に苦しい思いをさせてしまうのではないかと不安になりましたが、逆に元気に産まれてくるために、そして母体の安全のために必要な処置だったんだと思います。