陣痛促進剤を使っての分娩

出産も近づき、毎週病院に行ってNSTをするも胎動があまりなく大人しい子でした。頭も全然子宮口まで下がってきていなくて、｢もっと運動して下さい！｣と怒られるぐらいで、予定日を１週間過ぎたら陣痛促進剤を使って分娩します。と言われました。ただ、陣痛促進剤の事を調べると過強陣痛で子宮が破裂したとか、リスクがかなりあるとの事。初産という事もあり調べれば調べる程不安でした。お医者さんを信頼出来ないという訳ではないけれど、やはり自分と赤ちゃんの命がかかっていますから、これからくるお産に恐怖を感じていました。そして、１週間を過ぎ妊娠４１週になり赤ちゃんもまだまだ下がって来ていないので入院になり、誘発分娩になりました。まず子宮口を広げるためにメトロイリーゼを入れ錠剤の促進剤を飲みました。私は、薬が効きやすい体質だったのか飲み始めてから30分ぐらいで微弱陣痛が出て、一錠飲んで錠剤を飲むのをやめ一晩様子を見ることに、この時は30分ぐらいの間隔で陣痛が来ていました。そして翌朝、メトロイリーゼを抜いてみると子宮口が開いていて｢これなら分娩できるよ！｣と先生も大喜び(笑)早速、点滴の陣痛促進剤の投与が始まりました。監視装置をつけ少しづつ点滴の量を増やしていきます。３時間点滴をし陣痛は２〜３分間隔になったので分娩台へ行き、そこからまた点滴の量を増やして分娩台に上がってから２時間、もうすぐ出て来るというところで中々出て来ない！こちらも体力が限界で、すぐにでも帝王切開で出して欲しい！と心の中で叫びながらも、先生は鉗子分娩の準備をしていて、会陰切開をしてペンチみたいなものが中に入れられ、助産師さんも私のお腹の上に股がり、力むのと同時に先生は引っ張り、助産師さんはお腹を押し５回ぐらい繰り返した所でようやく赤ちゃんが出てきました。少し肌の色が赤黒い感じでしたが大きな声で泣いて一安心。母子共に健康に分娩できて良かったです。適切な処置をして頂いた先生に感謝しています。