誘発分娩での出産(全般)の体験談

長くて短い3時間

それはちょうど41週に入った日のことでした。朝起きたらおしるしを確認!予定日を過ぎてから一週間経っていたので、やっとお腹の子からの動きがあったんだと嬉しかったです。おしるしを確認してからすぐに高位破水が起きました。高位破水なので、尿もれに似ていて初めは病院に連絡するものなのか、悩みましたがすぐ来るようにとの事で病院へ向かうことになりました。内診を終えたら、「すぐに入院ね、促進剤入れて誘発にするけど長くなると思っておいてね」と先生。この時点でまだ10時前でしたが、夕方になると思うよと言われ「長いな…」と少し不安感が襲ってきました。陣痛室へ移動し着替えを済ませたら、まずは血圧測定。これが済んだら促進剤を入れるとの事でしたが、すでに少しずつ痛みが来ていたのでなかなかスムーズに測れず…。やっと測り終え10時すぎに、促進剤の点滴の投与がスタートしました。もともと痛みがあったので、促進剤を投与したことでさらに痛みが強くなり、ベットの上で横向きに寝てみたり四つん這いになってみたり、なんとか痛みを逃す体制に動き回っていました。家族はまだ誰も到着していなかったし、助産師さんはたまに子宮口のチェックに来たりするだけで何もサポートしてもらえず、とても悲しいのと怒りとが入り混じっていました。11時過ぎまでは痛みが落ち着いたタイミングで家族や友人にLINEをしたりする余裕がありましたが、11時半ごろにはその余裕もなく、ひたすら鼻から息を吸って口から吐く呼吸法をして悶えていました。12時前になりやっと主人が到着したので、腰を押したり揉んだりしてもらうとすごく楽になったとともに安心感が。12時半前に子宮口が全開になり分娩室へ移動。もうあとは産むだけだと分かったら、俄然やる気が!赤ちゃんが上手に回転して出て来てくれたので、分娩室に入って約20分後には無事に出産することができました。誘発分娩をスタートしてから約3時間。たった3時間でしたが、痛み・悲しみ・怒り・安堵…そして喜び。様々な感情が走った3時間でした。

後輩ママへのアドバイス

私の場合は誘発分娩を行なったことで、陣痛に耐えたのも短時間で済み結果的にはよかったと思っています。ただし本当に痛みの進むスピードが早かったので、食べれるときにご飯を食べておき、体力を温存していた方がいいと思います。

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