切迫早産入院、こうして良かったと思うこと
妊娠23週目にお腹がやけに張ると思い病院を受診したところ、切迫早産とのことで直ぐに入院することになりました。けれども私が事前に里帰り出産を希望していたことを先生が配慮してくださり、入院3日目の時に今ならまだ帰省できるとのことだったので、退院して急遽実家に帰省することにしました。その後、出産予定の病院で受診するとしばらくは自宅安静と診断されましたが、結局33週目に再入院となりました。2度の入院を通して思ったのは、まず実家近くの病院で入院した方がとても安心できるということでした。居住地での入院時は主人以外に頼れる人もおらず、私のお見舞いや洗濯を含め、家事などきちんとできるのかとても心配且つ不安でした。それに比べて実家だと家事の心配はありませんし、母になら自分の洗濯物も安心して任せられます。お腹の張りが収まらず、何日も入浴できない時は洗面台で頭を洗ってもらったこともあります。何より母の顔を見るととても安心することができました。病院が実家のすぐ傍だったので、毎日母や、休日には父や主人が訪ねてきてくれて切迫早産の不安は大分拭われました。さらに入院先が総合病院だったので、耳が酷く痒くなってしまった時に耳鼻科にかかることもできました。24時間点滴をしたままでしたので車いすに乗って看護師さん付添いの元でしたが、院内での移動で楽でしたし、産後は忙しくなるのでかかっておいて本当に良かったです。そして私の場合ですが、切迫早産で動き回ることが出来ず、食事も総合病院の為質素なものだったので体重がどんどん落ちてしまいました。37週目になり退院したときに階段の上り下りがとても辛く、体力が衰えていることを痛感し、帰宅してパワーをつけようと高カロリーなピザを食べました。結局、退院時から続いていたお腹の痛みが張り返しではなく陣痛だったので翌日には出産となったのですが、陣痛が酷くなってくると食事もままならなかったので、ピザを食べてくれていて良かったと助産師さんから言われました。37週1日目の予定日より20日早い出産でしたが、何とか無事に赤ちゃんが生まれてきてくれてほっとしました。
切迫早産での入院は24時間の点滴や絶対安静、入浴の制限等辛いことや不便なことが多いですが、これだけずっと横になっていられる時なんてこの先滅多にないと思います。ですので悲しい、不安だとふさぎ込むのではなく「この際思いっきりゴロゴロしよう」と前向きに考えた方が絶対いいですよ。読書や編み物、ジクソーパズルなど妊婦さんによって過ごし方は様々ですが、ストレスを出来るだけ感じない過ごし方を探してみて下さい。また入院が長期に亘ると体力や筋力が自分の思っている以上に減っているので、退院後はしっかりと食事を摂るなり、無理のない適度な運動をするなりして力をつけ出産に備えたほうがいいと思います。