7ヶ月で緊急入院になりました。
安定期に入りました、と言われると何だかホッとしてしまいますよね。
流産の確率もグッと下がり、つわりも落ち着いてくる方も多いと思います。
つわりはともかく、私も安定期と言う言葉に安堵していた内の1人です。
安静にするようにお医者様から言われていたのですが、その安静が解除となり、まだ仕事をしていた私は「休んでいた分頑張るぞ!」と意気込んでいました。
ですが安静解除から一週間後、腰が怠く軽い生理痛に似た痛みを感じました。
その時は「寝相が悪かったかな?」程度にしか思っていませんでした。
それから数日後。別件で病院へ診察に行った日のことです。
待ち時間が長く、また腰痛が。
何となくお腹も痛い…。
そしてここでようやく何かおかしいと思いました。
ごく微量ではありますが出血していたのです。
慌てて産院に電話をすると念のため受信してください、と支持を受け夫と共に産院へ。
(今思えば来ていた病院に尋ねてみれば良かったのですが…)
すぐに内診とエコー。
赤ちゃんに問題はありませんでした。
ですが、先生の触診でお腹が張っていると指摘され、急遽NST(ノンストレステスト)を取りました。
結果は2分間隔の張り。切迫早産と診断されました。
ほとんど陣痛に近く、今産まれてしまうと赤ちゃんが危険だと言う事でその場で入院するように言われました。
それからすぐにベッドで絶対安静。24時間休まずウテメリンと言う張りどめを点滴。
ですが副作用が酷く、個人医院では対応出来ず、MFICUのある大学病院へ母体搬送されました。
同じく、ウテメリンの点滴を24時間。歩行は許可されたものの、病棟内のみ、最低限に留めるよう言われひたすら副作用である吐き気、手の震え、体の火照りに耐えていました。
入院自体が初めてだった為不安と寂しさからいつも泣いてばかりでその度に看護師さんに励まして頂いていました。
その後、副作用のひとつである肝機能の低下が見られマグセントに切り替わりました。マグセントも副作用は変わりませんが、ウテメリンより効果は強く副作用も強かったように思います。
それから3日ほど経って張りが落ち着いてくると点滴を抜いて内服に切り替え経過を見ました。
張りはあるものの問題のない程度まで落ち着き、週数も28週を越え、とりあえずはひと山超えたとのことで10日程で退院となりました。
退院後も安静生活。お風呂とトイレ以外は寝ているように言われました。内服の指示は無かったのですがお守り替わりに頂きました。
それから約2ヶ月後、39週で小さいものの、元気な女の子を出産しました!
切迫早産はほとんど自覚症状が無く、健診に行ったら即入院になってしまった!なんてこともあります。安定期に入ったら入院グッズの準備を始める事をオススメします。退院の目処も立ちにくいので精神面、経済面においても不安になるかと思います。不安な事はどんどん看護師さんに打ち明けてください。経済面は加入している保険が適応される場合があります。チェックしてみてはいかがでしょうか?