切迫早産での入院の体験談

様々な体験をした入院生活

私は27週の頃、仕事中にお腹がぎゅーっと絞られるような痛みがあり、次の日たまたま検診だったため病院に行くと、頸管の長さが短くなっておりその場で即入院になりました。

入院の部屋が決まり、内診してもらうと頸管の長さが2センチきっており、すぐ産まれてもおかしくないと言われ頭が真っ白になりました。とりあえず義母に長男の迎えを頼み、これからどうなってしまうのだろうとベッドでぼーっとしていました。すぐにウテメリンの点滴が始まり、身体が火照るような感じがありました。

毎日、ドップラーで赤ちゃんの心音とお腹が張ってないかモニターをつけてはかりました。そして、体温が上がり、血流が良くなると赤ちゃんが産まれてもおかしくないとのことで、入浴は禁止、身体は拭くだけ、お手洗いに行く時もナースコールで呼んで車椅子で連れていってもらっていました。

1週間ほど、入院してその後、NICUのある病院に受け入れが決まり救急車で搬送されました。その時はMFICU(母体胎児集中治療室)に入ったので、午前と午後に心音を確認したり、血栓予防の着圧ソックスを履いたり、膣剤を入れたりと、管理が徹底されていました。このころ、1度内診で、赤ちゃんが入っている袋が見えてしまいマグセントの点滴が追加されてしまいました。血管痛がひどく、毎日がとても辛かったです。でも、絶対お腹の子を産むんだと毎日自分に言い聞かせていました。MFICUは重症な患者が多いので、夜中急にお産になり、24週などで赤ちゃんが産まれてしまったり、朝起きたら赤ちゃんがお腹で亡くなっていたなどのケースもあり、お産というのは色々なことがあるのだと改めて考えさせられました。

その後、症状が安定してきたので30週ごろに産科に移りました。そのころにはだいぶ前向きになってきて同室の人と仲良くなったりしていました。33週のころに、元いた病院の先生が戻って出産の方が、家も近いし、32週過ぎてるからうちの病院で対応できると言ってくれたので、また救急車で搬送してもらい、地元の病院に戻りました。そこからまた3週間ほど入院して36週に出産しました。

後輩ママへのアドバイス

私自身は幸運なことに無事出産に至りました。入院になっても、希望を捨てず、病院の先生や助産師さん、なによりご自身と赤ちゃんを信じて頑張ってください。

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