子宮頸管無力症と診断されるまで

私は37歳で初めて妊娠しました。自然妊娠で、体調も途中までは順調だったので普通に買い物など出かけたのですが、妊娠20週位から子宮頸管が短くなってきているので、毎週来てくださいと言われ、22週の時にもう子宮頸管が23mmしかなく、今日から入院して下さいと突然言われました。

先生にお願いして、荷物だけ取りに帰らせてもらい、下手したら36週まで入院と言われました。子供は順調に育っていましたが、このままだと赤ちゃんが出てきてしまうと言われ、今出ると赤ちゃんも助けられない可能性が高いと言われました。

赤ちゃんが落ちてこないように糸でくくる手術もありましたが、手術したらその影響で破水し、赤ちゃんも出さなくてはいけないので、最悪27週まで絶対安静で様子みようと言われました。

その間体的には、元気だったので、暇で仕方ありませんでした。

結局1ヶ月半入院した結果、28週で手術を決め、主人と両親に手術の説明と同意書をもらい、次の日手術しました。

前日の晩から食べ物はなく、点滴だけでした。翌日朝に浣腸してから、お腹の中のもの全て出し切り、自分の足で手術台にあがりました。

人生初めての手術でしかも意識はっきりしてるので、緊張してましたが麻酔科の先生がとても優しく、腰椎麻酔も全然痛くありませんでした。

手術は30分程で済み、麻酔が効いているので、移動ベッドに乗せられ、そのまま部屋に運ばれました。一日だけ、寝たきりなので、バルーンでおしっこもとられ、点滴もいろんな種類のをずっとされてました。

麻酔効いているので、頭動かすなと言われましたが、腰が痛くて一度だけ体勢変えたくて動かした瞬間、物凄い吐き気がきて、意識もうろうとしてきたので、ナースコールしたら、血圧が上65の下が40しかなかったみたいで看護婦さんが慌ててました。

次の日からは普通食事になり、傷口の出血も生理程度になって、違和感はありつつも痛みはさほどなく、順調に回復しました。

手術後一週間で退院し、36週の定期検診の際に、抜糸しました。すごく怖かったのですが思ったより痛みはなく上手な先生で良かったです。

結局それからは自宅で安静にし過ぎたのか、40週になってもでてこなかったので、40週の時に入院し、明日陣痛促進剤うつよって言われたので、階段昇り降りしてたら、普通に陣痛きて、4時間で生まれました。

3082グラムの可愛い女の子がでてきてくれました。