切迫早産での入院の体験談

緊急搬送から始まった入院生活

22週の頃に検診に行くと、子宮頸管が1センチ前後まで短くなっていると言われ、周産期センターに搬送され入院生活が始まりました。数日前にその地へ引っ越して来たばかりで、引っ越しの前後はお腹が痛くなる程張ったり、安静にしても収まらなかったりというのが続いていました。その期間は、転院前の病院で貰った張り止めを服用していましたが、あまり効果はありませんでした。初めての妊娠で張りに対する知識があまりなくて、そのくらい大丈夫だと思っていた所からの入院だったので、初めは気持ちがついていけませんでした。入院中は絶対安静ということでもなく、院内を自由に動くことができ、お風呂も毎日入れました。
入院してからは、張りも無くなり点滴も服薬もしていませんでした。その時に初めて張らない状態のお腹の柔らかさを感じ、初期の頃から張っていたんだなぁと自分の無知さを後悔しました。
34週までの約3ヶ月間入院し、退院するまでに、張り止めの点滴で苦しんだり色々辛いこともありましたが、入院中は主人が毎日欠かさず面会に来てくれたことや、看護師さんやスタッフの皆さん、同室の人とのお喋りなどで気を紛らわせていました。そして何より、ずっと忙しくしていた分お腹の子と向き合う時間が沢山できたことが良かったと思います。34週で退院してから、自宅安静で過ごし36週後半に出産となり、少し早めではありましたが3000グラム超えの健康な子でした。産まれた時には別病棟から入院中お世話になった看護師さん達や医師やスタッフさん達がみんな赤ちゃんに会いに来てくれました。退院する時もお見送りに沢山来てくれて、少し退院するのが名残り惜しいと感じる程、皆さん明るくて優しい病院でした。今でも感謝してもしきれません。

後輩ママへのアドバイス

入院中は寂しかったり辛かったり色々あると思います。私の場合はひたすら寝ていましたが、同室の人は刺繍をしたり、資格勉強をしたりもしていました。ゆっくり過ごす時にしかできないことをチャレンジしてみるのもいいかもしれません。同じように入院している人と仲良くなったりして、お喋りをして気分転換もおすすめです。

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