切迫早産での入院の体験談

初めての妊娠での切迫早産

すごく順調な妊娠生活で、安定期に入っても立ち仕事をしていたし、野球観戦や旅行にも行きました。

しかし妊娠24週の時に、子宮頸管の長さが2.5mmしかないから自宅安静と言われました。

ウテメリンの飲み薬を飲みながら、トイレとご飯とお風呂以外は極力横になっていました。

主人は自分のことはほとんど自分でやってくれたし、近くに住む実母も家事を手伝いに来てくれたりと、周りの人にすごく助けられました。

しかし妊娠27週の時、子宮頸管の長さが20mmを切ってしまい、入院になりました。

入院生活はウテメリンの点滴をして、トイレは小の方はベッド横の簡易トイレ、大の方は看護師さんを呼んで、車椅子でトイレまで連れて行ってもらいました。

食事はベッドまで運んできてもらい、座って食べました。

私が入院していた病院では毎朝内診があり、入院から少しした頃、子宮頸管無力症と診断されました。

子宮頸管無力症は、妊娠中期〜後期に自覚症状がないまま子宮頸管が短くなり、子宮口が開いてしまい、最悪早産になってしまう病気です。

早期発見の絶対安静が大切なので、私はそれができ、運が良かったと思います。

点滴は入院中24時間挿しっぱなしで、だんだん血管がもろくなってしまいます。

最初は1週間挿しっぱなしで問題なかった血管も、退院前には1〜2日に1回は挿し替えをしないと、腕が腫れてしまうようになりました。

36週で退院をし、37週までは自宅で無理をせず過ごしました。

筋肉が落ちきっていて、家事をすることも、歩くことすら最初は辛かったですが、赤ちゃんはお腹で長く過ごしてくれ、39週での出産になりました。

初産なのに4時間という超安産で出産できたのは、切迫早産のおかげだと思います。

後輩ママへのアドバイス

入院中は孤独で辛いと思うこともありますが、必ず終わりがくるのが切迫早産の入院生活です。

出産後は寝る暇もないほど忙しくなるので、今のうちにゆっくり過ごして欲しいと思います。

今大変な分、きっと出産自体は楽になると思いますよ。

それが切迫早産の唯一の良いところです。

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