想定外だった切迫早産

29週に入ってから出血が少し、腹痛も我慢できる程度ありました。気になったので病院へ行くと、「安静にしてください。」と診断を受けました。それから３日4日たち、夜中におさまっていたと思っていた出血が。今度は

かなり量があり、お腹も痛かったのですが、翌日の診察で大丈夫だろうと思っていたら、朝からなんだか定期的に腹痛が。まだ、29週だしまさか陣痛ではないだろうと思いながら再度病院へ。診察を受けるともう赤ちゃんの袋が見えていていつ生まれてもおかしくないと言われました。NICUが空いておらず、転院する事に。切迫早産の診断をうけ、入院生活が始まりました。まだ29週で、2才の子どももいるのに、先の見えない入院は不安で仕方なかったです。

入院中はずっとウテメリンの点滴を打ち、頭はボーッとするし、胸はどきどき動悸はするし、なんだか体もほてって暑かったです。ウテメリンの副作用でした。２回赤ちゃんの肺の成長を促す注射を打ち、それから病棟から出られない生活を送りました。ただまだ症状が軽かったのか、トイレや洗面などの移動は可能でしたので良かったと思います。安静っていうのは意外にも辛かったです。ずっと点滴は打ちっぱなしで赤ちゃんのお腹の音を１日に何回か定期的にチェックしました。

入院から３日たち、なんだか朝から10分おきに腹痛がありました。赤ちゃんに今出てきちゃダメよと心の中で話かけました。しかしこのままでは生まれてしまうと、強めのウテメリンなのか点滴を変え、夜になっても腹痛おさまらずにそのまま破水。ぎりぎり30週でした。そのまま緊急オペとなりました。