切迫早産での入院の体験談

次男を帝王切開で産むまでの入院経験

今1歳3ヶ月になる次男を出産するまでの私の経験になります。

長男の育児をしながら、仕事も続けながら、どんどん大きくなるお腹と付き合うのは本当に大変でした。

次男は経腹エコーに切り替わった頃から、ずーっと逆子…それもあってなのか、長男の時よりも、お腹の張りを感じやすく痛みもあるのがとても気になっていました。

それまで個人病院での健診でしたが、33週になり出産する大きな病院での健診に切り替わった日のこと…

お腹の張りが強い事を相談すると、経管の長さや、張りの状態を検査してくれた先生…

案の定、経管は2センチと短くなっているし張りも強く出ているのでこのまま入院しましょう!と…。

その日の午後から、張り止めの点滴生活が始まりました。

病棟内は歩いて移動しても良いし、1日1回のシャワーも許可されていたので、絶対安静ではありませんでしたが、24時間点滴と生活を共にするのは苦痛で仕方ありませんでした。

幸い、同じ市内に住んでいた両親に長男の事をお願い出来たので、長男の育児に関して心配はありませんでしたが…丁度運動会や保育園参加の時期が重なり、入院していた為に参加出来なかった事は、今でも悔しい思い出です。

34週、35週…と週数が経過する中、逆子が治らないために、帝王切開の話がちらほらと出始めました。手術の内容をネットで調べれば調べる程、恐怖でしかありませんでした。どうにか逆子が治ってくれたら…ただ祈るばかりでした。

36週の臨月を迎えた日、逆子が治らない事を確認した先生は、遂に1週間後の帝王切開を決めたのでした。それまで恐怖でしかなかったのですが…手術の日が決まった途端、何かが吹っ切れたような感覚で、夜もぐっすり眠れるようになりました。

37週、帝王切開当日。最後のエコー検査でも逆子は治らず…予定通り手術が行われました。部分麻酔をかけ、いざ手術開始…5分も経たないうちに産声が聞こえた気がしました。

今までの不安が一気に吹っ飛び、安心と喜びで涙が止まりませんでした。

無事に産まれてきてくれて本当に良かった…ただそれだけでした。

帝王切開は産む時は楽だけど、産んでからが大変で…傷口の痛みとの闘いでした。それでも、傷口の癒着を防ぐ為にも動いた方が良いと言われ、息を止めながらの寝返りや起き上がり…さらには歩行と、回復に向けて一生懸命頑張りました。

1週間、産後の入院を経てからの退院…長かった入院生活ともようやくお別れ…思えばあっという間だったけど、1日1日がとても長く退屈で苦痛な毎日でした。

もう出産は懲り懲り!そう思った約一ヶ月間の入院でした。

とにかく今、こうして次男が元気で居てくれる事、長男とおもちゃの取り合いをするまでに成長してくれている事が、私の誇りであることには間違いありません。

後輩ママへのアドバイス

恐怖や不安が大きいかもしれません。でも、赤ちゃんが産まれた瞬間、その恐怖や不安は喜びや希望に変わります。元気な赤ちゃんを産める事を願っています。

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