切迫早産での入院の体験談

切迫早産で合計2か月半入院しました

16週の時の検診で、子宮頸管の長さが少し短くなっているけれどまだ正常範囲と言われました。

その時は特に気にしていなかったのですが、検診から3日後におりものの色が緑色だったのが気になり、時間外で受診したところ、子宮頸管が19mmになってしまっていて、緊急入院することになりました。

状態が良くならなければ36週6日まで退院できないかもしれないと言われ、絶望的な気持ちになったのを覚えています。

しかし翌日主治医に診察をしてもらったところ、子宮頸管が40mm以上あるということで子宮の収縮を抑える点滴はしないで、内服だけで様子を見ましょうと言われました。

10日間入院し子宮頸管の長さが変わらないので、退院することが出来ましたが安静にするように言われました。

なるべく動かないようにしていましたが、4歳の上の子がいるので動かないわけにはいかず、結局21週の検診で子宮頸管が16mmになっているとの事で緊急入院になりました。

ウテメリンを24時間点滴し、最初はまた数日で退院できるだろうと甘く考えていました。

しかし上の子がいて安静に出来ない状況だから、今回は子宮頸管の長さが回復しても退院はさせられないと言われ、上の子のことが心配でしばらく夜泣いて過ごしました。

子供と一緒にいる時はたまにはゆっくりしたいと思っていたのに、一日中寝て過ごさなければならず、何もすることがなく、本当に気が滅入っていました。

窓から見える外の景色がとても羨ましかった事を覚えています。

でも同じ状況で入院中の方がたくさんいて、みんなで励ましあいながら一日一日を乗り越えました。

34週の時の血液検査でウテメリンの副作用が出てしまっているということで、点滴をマグセントに変えたのですが、副作用が酷くてとても辛かったです。

でも点滴の段階も上がらず、子宮頸管の長さも落ち着いているので36週になったら点滴を外して、大丈夫だったら退院と言われていたのでとにかく頑張りました。

36週1日でマグセントを外したのですが、あれだけ外したいと思っていた点滴なのにいざ外すとなると本当に大丈夫なのか不安で仕方なかったです。

点滴を外しても全くお腹が張らず、4日後に退院をすることが出来ました。

上の子がお見舞いにきてくれてもいつも私は車いすで移動していたので、久しぶりに上の子と手をつないで歩けたこと、外の空気を吸えたことがとても嬉しかったです。

37週になるまでは実家でお世話になり、安静にしていました。

38週5日のお昼頃に突然破水し、緊急入院しました。

切迫早産だったからか子宮口が開くのがとても速く、病院についてから1時間もたたないで8cmまで開いて、すぐに分娩台に上がりました。

そして前回の出産が難産で大変だったので無痛分娩をお願いしていたのですが、無痛分娩のおかげで痛みをあまり感じず、切迫早産のおかげなのかとても安産でした。

後輩ママへのアドバイス

私の場合はお腹が張らずに子宮頸管が短くなってしまう、子宮頸管無力症と言われました。自覚症状がないので、エコーで子宮頸管の長さを測ってもらわないとわかりません。私が通っていた病院は毎回子宮頸管の計測がありますが、毎回計測がない病院もあるようです。その場合は先生にお願いして測ってもらって下さい。実際に私が入院している時に、子宮頸管が短くなっているのに気付かず、破水してしまい、他の病院から救急車で運ばれてきた方がいました。

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