稽留流産の体験談

急な出血から始まった悲しい二週間

私には今でも忘れられない妊娠期間があります。
待ちに待った妊娠、6週からつわりが始まり辛いこともありましたが、妊娠を実感することもでき嬉しく思っていました。6週になったすぐの産婦人科受診では心拍が確認できず不安でしたが、つわりもあるので大丈夫だろうと楽観視していました。
つわりが始まり1週間程度経った妊娠7週の頃、サラッとしたおりものが出たような感覚がありトイレに行きました。
少量の鮮血があり、すぐに仕事を早退し産婦人科を受診しました。
受診の結果、エコーでは目立った出血や流産の兆候は見られませんでしたが、前回の受診時と比べ胎嚢があまり大きくなっておらず形も横長でした。心拍も確認できません。
恐る恐る「あまり成長していませんか?」と医師に尋ねると「そうですね。もう少し様子を見ないと判断できませんが・・・もう3日様子を見て考えましょう」とのことでした。
3日後産婦人科を再度受診、やはり赤ちゃんは育っていませんでした。
この3日の間につわりはなくなり徐々に出血量が増えてろい、難しいのだろうなと覚悟を決めていましたがやはり医師に言われると辛かったです。
すぐに処置が必要な状態ではなかった為、私の気持ちの整理をつける時間を持ち、週明けに手術を受けることになりました。
受診の次の日朝方腹痛で目が覚め、沢山の出血があった為受診しその時に繋留流産と初めて病名を告げられました。妊娠9週0日のことでした。
腹痛も酷く、エコーでも流産が始まっていると言われすぐに入院、手術前の処置をし、翌日に手術をしそのまま退院しました。
その後1週間は医師の指示で仕事を休み自宅で安静にしていましたが、子宮収縮の痛みと気持ちの落ち込みでずっと横になっていました。
1週間後に術後の状態確認の為に受診し、特に問題なく手術当日を生理1日目としてカウントし生理終了後1ヶ月経過すれば妊娠を目指して良いとのことでした。
また流産は染色体異常等何か赤ちゃんに問題があったのだろうとのことでした。

後輩ママへのアドバイス

繋留流産は母親に問題があるわけではないと医師から説明があると思います。
それでも自分を責めたり、周囲の心のない言葉で傷つくこともあると思います。
私は、辛い時はため込まず、自分の気持ちを打ち明けられる人に話を聞いてもらったり、同じような体験をした人のブログを読むことで少しずつ自分の気持ちと向き合いました。
時間がかかっても自分の気持ちをごまかさず、気分転換も忘れず、少しずつ悲しみが癒えますように。

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