10週目の検診で繋留流産と診断されました
6週目で産婦人科で初診を受け、子宮内に赤ちゃんが居るようでしたが、心拍がまだはっきりと見えなかったため、2週間後に来て下さいといわれ、8週の検診で元気に動く赤ちゃんと心拍も確認でき、先生からも平均的な大きさだし心拍も確認できているし順調と言われました。つわりは5週ぐらいから吐気とつわり頭痛が時々起こっていました。次の検診が年末年始をはさんで2週間後で10週での検診でした。
10週目の検診に行くと、エコーでは前回は手足を広げてピクピク動いている元気な姿は見れず、丸くなって眠っているような姿が見え、先生からは残念そうな声で、9週目ぐらいで心拍止まってしまったみたいだねと伝えられました。時が止まってしまったような、何の感情も出ないような無な気持ちでした。
計算するとクリスマスイブ頃に赤ちゃんはお空に戻ってしまったようです。つわりは10週頃に少し弱くなっていましたが、スタートが早かったのでその分早く終わるのかなと感じた程度でしたが、先生から、赤ちゃんの元気さとつわりは連動していないと聞き、あまり目安にはならないんだなと知りました。
先生から、だいぶ大きくなっているので、早目に手術をした方が良いと伝えられ、2日後に前日処置をし次の日の朝から手術となりました。告知を受けた後に、手術前の検査ということで、血液検査やエイズ、B型肝炎の検査、心電図や血圧等の検査をされその日は帰宅いたしました。
手術の前日処置をする日にも、念のためと先生がエコーを確認して下さいましたが、2日しかたっていないのに、エコーに映し出される赤ちゃんは亡くなっている為とのお話でしたが、赤ちゃんの輪郭が凄く薄くなっていてビックリしました。あんなにはっきり見えていたのに1日2日でこんなに見えなくなってしまうのかと驚きました。
前日処置は、チクッとしますという事を言われましたが、痛みに弱い私は恐怖で身体に力が入り過ぎて、無駄に痛がっていたと思います。その日はその処置と抗生物質の薬を出され帰宅。お風呂はダメでシャワーのみの指示が出ました。処置後の痛みはあまりありませんでした。
手術当日は筋肉に注射を1本と点滴をされ、点滴の横から全身麻酔を入れる流れでした。前日処置をした物を取り出す際に、痛くてもがいてしまいました。全てを麻酔が効いてからやって欲しいと思いましたが、先生からしたら、前日処置をした物を抜くや消毒は痛い内に入らないと思っているのか、麻酔の前にされ凄く痛かったです。麻酔が効いてからは記憶は無く、全く痛みも記憶もありませんでした。朝の8時半頃にスタートして、9時には終わってそのまま午前中は安静にしており、お昼が出ましたが、食欲は無く少し口にし出された薬を飲みました。薬は抗生物質と子宮収縮剤でした。
午後の検診で先生から、子宮をあまりかき回して傷を付けない為に、だいぶ残してあるので、これからまだまだ出血すると思いますと伝えられ、午後2時頃には帰宅しました。少し頭が重い感じがしましたが、手術の恐怖心から興奮しているのか全然眠れず、自宅で安静にしながらテレビばかり見ていました。疲れているはずなのに、結局2日間ぐらい眠れず、3日目に疲れ果てやっと眠れました。
術後の出血は先生に言われるよりは凄く少なく、逆に心配になって病院へ電話して質問しましたが、大丈夫とのお話だったので、術後10日目の検診まで様子を見ました。結局、出血は10日間ぐらい少しずつ毎日出て、量が少ないので普通の整理用ナプキンで問題ない日が数日続き、後はおりものシートで間に合うほどでした。10日目の検診では問題なく回復していると言っていただけ終了しました。赤ちゃんの検査結果も次の妊娠に影響するものは無く、遺伝子異常が原因でよくある流産の種類とのお話でした。
繋留流産は本当に自覚症状がありません。私は2回繋留流産を経験してしまっているのですが、2回とも何も症状は無く、そして妊娠中の身体の様子も違いましたし、術後の経過も全く違いました。少しでも気になる点があれば、病院へ電話で相談してみるのが良いかなと思います。
また、身体の負担もありますが、心の見えないストレスも相当なものだと思います。私は1回目も泣くだけ泣いてから立ち直り、すぐに次の妊活に取り組みましたが、2回目の時は、泣いても泣いても心が立ち直れず、鬱になっちゃったのかなと自分でも心配になりました。悲しみの世界にどんどん沈んでしまいがちですが、その事がストレスで卵子や子宮の状態が悪くなってしまったらより悲しむのは自分だと思い、髪を切りに行ったり、整体に行って矯正に行ったり、気持ち良い、気分が良い事に目を向けやるようにしました。
心と身体に無理せずゆっくり休んで、お空の赤ちゃんに心配させないように笑顔のママを見せてあげたいなと思います。