稽留流産の体験談

想像もしてなかった。まさかの稽留流産

体外受精で拡張胚盤胞を1つ移植。

その11日後に血液検査で妊娠している事がわかりました。

その時に「妊娠4週目」と医師から伝えられました。

1週間後の妊娠5週目に、再び血液検査をし、HCGホルモンの増え方から「順調ですね」と告げられました。

次の検診は1週間後の6週目。胎嚢、胎芽、心拍を一気に確認します。

不妊治療専門院によっては、胎嚢確認、胎芽確認、心拍確認を別々に行うそうですが私が通っていた病院では一気に確認する方針のようです。

診察の日にエコーで確認すると、胎嚢と小さな赤ちゃん(胎芽)が見え、本当に小さな小さな心臓がピコピコ力強く動いているのが確認出来ました。

感動的でした。不妊治療を頑張って来て良かったと心から思った瞬間でした。

つわりもなく出血もなし。順調だと信じきっていた私に2週間後の診察で医師は想像もしていなかった事を告げるのです。

「赤ちゃんの心拍が確認出来ません。心拍が止まってしまったのでしょう。胎嚢は前回よりも大きくなっていますが、赤ちゃんは8週ほどの大きさで成長がストップしています。恐らく、この頃に心拍が停止したと思われます。」

何のことが近い出来ませんでした。

診察台に上がる直前まで、赤ちゃんは元気だと信じて疑わなかったのに。。驚きすぎて、悲しみを実感するまでに時間がかかりました。

医師の判断で手術は行わず、自然に出てくるのを待つことになりました。この時点で出血も、出血の予兆もなかった為、時間がかかるだろうと宣告されていた通り、3週間ほど経ってから出血→自然排出になりました。

出血→大出血→下痢→嘔吐→全身が痺れる→自然排出の順でした。

まさに小さなお産で、想像以上の痛みと辛さが残りました。

後輩ママへのアドバイス

稽留流産で手術以外の道を言われた場合、流産を告げられた悲しさと、既に亡くなってる我が子をお腹に留めて生活する苦しさに、耐えなければなりません。

しばらくは辛い時期を経験すると思います。これは経験した女性にしかわからない辛さです。

手術以外の場合、いつ出血が始まるかわからないし、下痢や嘔吐を伴う場合もありますので、長時間の外出は避けた方が良いでしょう。

今はとても悲しくて辛いと思いますが、自分の体を労ってあげてください。

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