稽留流産の体験談

初めての妊娠がまさかの稽留流産

結婚して7年。2年ぐらい前から、「そろそろ子どもが欲しいね」と主人と話していました。ですが、なかなか授からず、2015年6月に初めて不妊専門の病院へ。まずはタイミングを計りながら妊活の道を進むことに。すると奇跡的に4か月後、初めての妊娠。30歳・秋のことでした。嬉しくて嬉しくてとにかく浮かれて…こまめに病院には通っていましたので、早速先生にも報告。5w6dで胎嚢を確認することができました。主人もとても喜んでくれて、本当にまさかあんなことが起きるとは思ってもいなかったのです。

妊娠が分かったあと、とにかく初めてのことだったので食事や運動など、いろんなことに気を遣うようになりました。ただ一つ、不安だったことと言えば、つわりがまったくなかったことです。ネットなどでは、匂いがダメになったり吐き気がしたり…と書いてあるのに、私にはまったくない。先生や看護師さんは「全くない人もいるから大丈夫」と言われましたが、やはり不安は消えませんでした。

そんな感じで月日は過ぎ、ちょうど1か月後、先生から「心臓が止まっているね」よいう厳しい現実を突き付けられました。2週間前には心拍も確認できたのに…そのあとすぐ、止まってしまったようです。8wのことでした。「稽留流産」。

私の体に問題はなく、ただただ卵の状態が悪かったのだと。10人に3人に起こることだと説明されましたが、やはり号泣してしまいました。

5日後に掻把手術を受け、最近ようやく妊活を再開することができましたが、あの時の気持ちは一生忘れないと思います。

後輩ママへのアドバイス

どんなに体を気遣っていても、起こってしまうのが「稽留流産」です。仕方なかったと諦めるだけの気持ちには、きっとすぐにはなれません。でもきっと、今の私のように少しずつ前を向くことができつ時がきます。

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