喜びから一転不安の毎日へ
2人目の妊娠の時の話です。12月20日、いつも予定通りにきていた生理予定日に生理がこず、25日に検査薬をすると判定窓にうっすら陽性ライン。1人目の時はこの位の時期にはっきりとしたラインが出ていた為、不安になり翌26日に病院へ行きました。尿検査と血液検査で妊娠反応があり、一応ゴマ程度の大きさの胎嚢が子宮内で確認されるも、週数的にまだ早い為翌年再度受診する事に。1月5日再受診、胎嚢の中に卵黄嚢が確認できた。ただ、赤ちゃんは確認できず。翌週また病院へ。まだ妊娠確定とは言われなかったが5週と言われた。前回生理予定日からは6週目。おそらく胎嚢のサイズが標準より小さく一週遅くカウントされていた。その一週間後1月12日に小さいながらも赤ちゃんが見え、そのまた一週間後1月19日に無事心拍が確認され、そこでやっと妊娠確定が出たので家族全員でお祝いしました。それと同時にどことなく気持ち悪い感じもする。つわりが始まった事さえも赤ちゃんがお腹にいる証拠だから嬉しかった。でも、その喜びもつかの間、次の日の朝トイレに行くと少量の出血が。7週6日の事だった。不安になり病院へ行くと胎嚢の中で出血しているとの事。診断は切迫流産。ひとまず止血剤と張り止めを飲み極力安静にとの事だったけど、上の子がいるから安静になんで出来るはずもなく、心配だったけど無理しない程度に普通に生活した。だけど次の日になっても、その次の日になっても出血は止まらず、8週3日に再度受診すると赤ちゃんの心拍が停止していた。稽留流産との事だった。その日のうちに手術日を決め、8週6日に手術をしました。私の場合手術する直前までずっと気持ち悪くつわりがありました。手術当日は診察台に上がり肩に麻酔を打たれ、看護師さんと10まで数をかぞえていると6の時に記憶がなくなり、次に目が覚めた時にはベットで横になっていました。手術直前まで気持ち悪かったのも手術後は不思議なくらい気持ち悪くありませんでした。そのまま日帰りで病院を後にし、自宅で抗生物質を3日間のみ安静にしていました。手術後の体調は妊娠前と全く変わらず元気で、食欲もあり健康体に戻りました。組織検査をしてもらった所、稽留流産の原因は染色体異常との事でした。
生理予定日から一週間経って妊娠検査薬をした際に、はっきりとした線が出ない場合はやはり通常妊娠していないかもしれないので、すぐに受診してください。そして、心拍が確認されても流産する可能性はまだまだあるので、油断は禁物です。そして、万が一流産してしまったとしても、染色体異常の場合は原因がお母さんが安静にしていなかったからとかでは一切ないので、流産してしまったからといって自分を責めないでください。