稽留流産の体験談

初めての妊娠と稽留流産

今年の初めに入籍をして3月の末に妊娠が発覚しました。年齢が38歳ということ、生理不順が時々あること、婦人科に定期検診に通っていた医院の先生に勧められてたこともあり基礎体温をつけていたので5週目という早い時期での発覚でした。

自分で検査薬で調べ病院へ連絡をして検診をしてもらうと心拍もしっかりあるので大丈夫ですね、妊娠おめでとうございますと言われました。ただ、そちらの病院は産科がなかったので自宅近くの産婦人科へ紹介状を書いてもらい改めて通う事となりました。

そちらの病院でも心拍確認できましたが、同時に糖が出ているということで、内科で詳しく検査することになり、産科の検診は2週間後にもう一度診ましょうということでその間に内科の方へ検査に行きました。

内科では空腹時血糖、1時間後、2時間後の数値を図り検査しました。空腹時と1時間後は規定値以内でしたが2時間後の血糖値が規定以上の数値を示したため妊娠糖尿病と診断をされました。次回インシュリンによる治療をどうするか判断しましょうとなりその日は帰宅しました。

2週間経ったので産科の検診に行くとその時のエコーで赤ちゃんの心拍が確認できない旨を伝えられました。ショックで言葉もありませんでした。ちょうど7週目のことでした。4日後にもう一度心拍を確認して動いてなければ処置をしますとのことでした。この数日の期間というのは赤ちゃんの心拍が再度確認される場合もあることと、妊婦さんに心の整理をしてもらうための期間だそうです。

4日後再度検査しましたが、赤ちゃんの心拍は確認されませんでした。私の場合この時点でもまだ悪阻はあり出血は全くありませんでした。

症状が全くなく赤ちゃんが出てくる気配もないためそのままでは感染症等母体の方によくないということで処置をすることになりました。子宮の入り口を開き前処置が終わり手術自体は麻酔をしていたので目が覚めた時には終わっていたました。入院も1日のみです。

術後目が覚めて数時間後意識がはっきりしてきた頃には悪阻はもう感じませんでした。処置後1週間ほどは下腹部に違和感がありました。

術後1週間で処置時に検査した胎盤の結果を聞きにいきました。今回胎盤には異常もなく糖の数値も胎児に影響を与えるものではないとのことで、胎児の生命力がもたなかったのでしょうと言われました。実際にこういったケースの流産は多く、この時期の流産の場合原因は胎児の方にあるそうです。ただはっきりとした原因は胎児が小さ過ぎたためわかりませんでした。この時初めて稽留流産という言葉を知りました。

あれから1か月ほど経ちましたが痛みや違和感はありません。

後輩ママへのアドバイス

稽留流産の場合妊婦さんにはどうしようもない事がほとんどです。自分を責めずにいてあげてください。赤ちゃんはきっと何かを伝えるために少し早く来て帰って行ったのだと、そしてまたいつか来てくれるものと今では思えるようになりました。

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