稽留流産の体験談

心拍確認後の稽留流産

第2子出産後からなかなか2人目を授かる事ができず、排卵日を調べてみたり、妊娠しやすい体質づくりを取り入れたりしながら妊活をしていました。
長女が2歳を過ぎたとき、生理予定日を過ぎても生理が始まらず、妊娠検査薬をして陽性。
この超初期の時からから生理痛よりも軽めの下腹部の違和感が少しありました。
それから5日程して産婦人科を受診しました。
膣内エコーで見せてもらったのは、ちっちゃな袋。
まだ5週ならないくらいかな?赤ちゃんは見えないけど胎嚢が子宮にあるから子宮外妊娠ではなく、正常妊娠していますよ、と先生に言われ一安心。
それから胸焼けのように気持ち悪くなる事が増えつわりがはじまりました。
1人目の時は、妊娠悪阻と診断される程に初期から酷いつわりに苦しんでいたので、2人目はつわりがこのまま軽いと嬉しいなと思っていました。
1週間後の受診では胎嚢の中に赤ちゃんを確認。
心拍が確認できるかもと期待していたのもあり少し心配に。
しかし先生からは特に不安は言われず、また次の受診は1週間後。
そして1週間後、無事心拍確認ができ安心して次の受診は2週間後かなと思っていたら先生が、胎嚢のサイズが気になるから1週間後また来てください、と。
少し不安になりつつもまだ初期だから1週間後ねと言い直され、心拍も確認できたら一安心って聞くし大丈夫だろうと思っていました。

その受診から4日後、急に胸やけのようなつわりがなく、食事の味が普段より美味しく感じました。
そして夜中に、血が混ざったようなおりものが出て、翌朝に少量ですが出血しすぐに受診しました。
すると、すでに心拍がとまっていたのです。
何度も色んな角度からエコーを入れても心臓の音が聞こえない。診察台で涙が溢れました。
昨日つわりがないと思ったときに死んでしまったのかもしれない。悪いことばかり頭をよぎりました。
それから、お腹の中で赤ちゃんが亡くなっている稽留流産と診断され赤ちゃんに問題があったのでしょうと告げられました。赤ちゃんは8週すぎでした。
このまま自然に流れていくのを待つのか、手術をするかのどちらか、体の事を考えると早く手術をした方がいいけれどここですぐには決めれないだろうから考えて連絡下さい、ただいつ大量に出血しだすかは分からないと。
その時は何も考えられませんでしたが、帰宅して主人とも話し手術することを選びました。
先生はまた妊娠するために手術しましょうと言って下さいました。

しばらくは妊娠したい気持ちになれませんでしたが、その後また無事授かる事ができもうすぐ安定期に入ります。

後輩ママへのアドバイス

自分が経験して初めて稽留流産というものを知り、お腹に赤ちゃんがまだいるのに成長させてあげられない、母親なのにどうすることもできない辛さに涙を流すしかできませんでした。
誰のせいでもない、また妊娠するために手術しましょうと言ってくれた先生の言葉が私にとって一つの救いでした。
もし、流産で悩んでいる方がいたら泣くだけ泣いたら、立ち直れると信じて前を向いて欲しいです。

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