稽留流産の体験談

稽留流産を経験して

私は一人目が幼稚園年少の運動会を控えた秋頃に、妊娠が発覚しました。妊娠6週目に妊娠検査薬にて陽性反応確認後、病院へ行きました。7週目に検査をした際に心拍の確認がとれず手術を言い渡されました。稽留流産です。
つわりは妊娠発覚後から手術前までずっと続いていました。吐き気や胸のムカムカ、食欲もなかったです。
子供が幼稚園に行っている間に主人に病院まで送り迎えしてもらいましたが付き添いは頼みませんでした。
手術は、診察台の椅子に座り麻酔注射を打たれて行われました。意識はもうろうとはしていましたが、覚えています。5分くらいで処置が終わりその後看護師さんに手をひかれ歩いてベットに向かいました。そのまま1時間くらい横になり、落ち着いたころに帰る用意をして帰りました。主人に手術が終わったことをメールで伝え車で迎えに来てもらいました。幼稚園のお迎えにいき息子が家にいたのでのんびり体を休める暇はありませんでしたが特に体調に問題はありませんでした。幼いわんぱく盛りの息子の面倒でストレスも多かったのですが、きっとその日もいっぱいいっぱいで育児をして気は紛れていたと思います。残念で悲しい経験でしたが、一人目の子供が元気で育ってくれているのは奇跡なのだなと実感し感謝する思いがこみあげました。その時の診察で卵巣が膨れ上がっているといわれ、卵巣嚢腫がみつかり半年後に手術をしました。流産してしまいましたが、そのときの妊娠がなければ健診にもいかず病気も見過ごしていたと思います。お腹の中で育つことができませんでしたが、身をもって私の病気を教えてくれたのでしょうか。不思議な気持ちです。現在は、その3年後、上の子が小学生に上がり二人目を妊娠、出産いたしました。

後輩ママへのアドバイス

妊娠しても無事生まれて産声を聞くまでは不安との戦いですよね。時期が来るのを待つしかありません。私は心拍が確認できないと告げられた時、もちろん動揺はしましたが、ひとつひとつ冷静にやるべきことをお医者さんの指示にしたがいやりました。道は前にしか進みません。まだまだ子育ての途中ですが問題が起こったら、冷静にやるべきことを考え行動し、解決まで時期を待ち前をむいてすすんでいけたらとおもっています。精神論になってしまいましたが妊娠中のお母さん、子育て中のお母さん、いろいろありますが何があっても時期がきたら明るく元気に過ごしていけたらいいですね。

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