稽留流産の体験談

2人目の妊娠で稽留流産

夫婦でそろそろ2人目が欲しいねと言っていた矢先に妊娠が検査薬でわかり、病院にいって赤ちゃんを確認できたのが6週目でした。

主人と喜び、7週目に病院にいくと、赤ちゃんの心拍は確認できたけど、とても弱くて、赤ちゃん自体も小さい。心拍が止まってしまう可能性があると言われました。

それから4日後に(8週目)少量の出血あり、病院へ。赤ちゃんの心拍はもう止まっていました。

先生からは流産の手術を受けても、受けなくてもどちらでもいいが、出血も多くなるだろうし、赤ちゃんが自然に出てくる保証もない、手術の方が、はやく“おわり”にできるよと言われ、手術の予約を1週間後にしました。

手術をすると、3日くらいは家事もせずゆっくり過ごさなければならないとのことで、実家にかえり、上の子も両親にみてもらうスケジュールを組みました。

手術の3日前くらいから徐々にお腹が痛くなり、出血も多くなり、病院に行きました。お腹が痛くなるのは子宮が収縮しているからだと言われ、私の体がもう赤ちゃんは亡くなってしまったと認識して、外に出そうとしているんだと思うと、あぁ、本当に亡くなってしまったんだと辛かったです。

手術の前日、突然、血の塊(ゼリー状)がドボドボと大量に出てきて、それが4時間くらいつづき、少しマシになったので、もしかしたら、今ので赤ちゃん出てきたかな?もう手術しなくていいかな?と思っていましたが、手術当日(9週目)また血の塊が大量に出てきて(一瞬で夜用ナプキンが一面染まるくらい)、この数日で1リットル以上の出血はあったんじゃないのか?と思います。

こんな状態じゃ仕事も普通の生活もできない。手術を選んでよかったと思いました。

手術は全身麻酔で寝ている間に終わり、出血もなくなりました。3週間ほどで生理が始まり、体が元にもどりました。

先生に念のため原因をお聞きしましたが、1人目は無事に出産できているからおそらく染色体異常で、どうしようもなかったと思う。もし、次回また流産を繰り返してしまったら、母体に何か原因がある可能性があるから、取り出した赤ちゃんを検査して原因調べましょうと言われました。

後輩ママへのアドバイス

染色体異常では、何かを気をつけることなんてできないし、アドバイスできることもないんですが、私含め、周りも流産している方がとても多いです。特に2人目が。「無事に五体満足で生まれることは奇跡だ」とよく言われますが、今回、自分にそれがものすごく染みました。

無事に生まれた人より、それに至らなかった命の方がもしかしたら多いのかもしれません。

安全に生まれるまでは無茶をせず、周りには気軽に「2人目は作らないの?」なんて気安く聞かない方がいいですね。

1人目がいるからといって、子作りに余裕があるとは限りませんから。

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