稽留流産の体験談

私が体験した稽留流産

私が稽留流産と診断されたのは妊娠10週目の時でした。妊娠が発覚したのは5週目でした。病院に行くとまだとても小さい胎嚢が私のお腹の中にいました。

それからすぐに気持ち悪さなどのつわりが始まりました。匂いに敏感になったことを今でも覚えています。

それからニ週間後に病院に行くと赤ちゃんは見えず、卵黄嚢だけが見えました。お医者さんにはそろそろ胎芽が見えてもいい頃なんだけどねと言われてとても不安になりました。

それからすぐでしょうか、あんなに気持ち悪かったつわりがぱったりとなくなりました。嫌な予感しかしませんでした。でも出血などはなかったのできっと大丈夫と祈るようにニ週間過ごしました。

それからニ週間後まだ胎芽は見えませんでした。お医者さんに来週見えなかったら稽留流産の可能性が高いと言われました。

頭が真っ白になりました。当時は赤ちゃんができたら必ず元気に産まれてくるものだと思っていたからです。

それから一週間たち足取りが重い中、祈るように病院に行きました。

稽留流産と診断されました。お医者さんに掻爬手術の説明などを受け、手術の同意書を渡されました。帰り道泣きながら帰ったのを覚えています。家に帰り夫に全てを話し2人で夜中まで泣きました。手術は3日後でした。体調は相変わらず出血もなく腹痛もないままでした。手術の前に最後にお腹の赤ちゃんを見てくださいました。胎嚢はしぼんでいました。本当にもう赤ちゃんはお腹の中で死んでしまったんだなと実感した時でした。それから手術は無事に終わり一週間後には普段の生活に戻りました。流産は私にとって生涯忘れることのない出来事となりました。

後輩ママへのアドバイス

私は当時毎日フルタイムで仕事をし、食生活も決して良いものではありませんでした。関係ないかもしれませんが、もう少し自分の身体の事を考えて生活できれば何か違っていたのかなと思うことがあります。ですので赤ちゃんを失わないためにも無理をせず、頑張りすぎないことをお勧めします。

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