稽留流産の体験談

稽留流産からの完全流産

初めて産婦人科受診した時は、まだ5週だったので胎嚢はホクロのように小さくて「予定日がズレるかもしれないね」と言われていました。

2回目の産婦人科受診は7週に入る頃に受診して、順調なら胎嚢がハッキリわかり胎芽が見えている時期なのに胎嚢は10mm程度しかなく「成長がかなり遅いね。」と言われました。

正直この時までは排卵がズレているだけで、のんびり育っているのだと思っていました。

身体に異変が起きたのは、その次の日からでした。

少量の出血が出たのです。

生理痛のような痛みもあったので、産婦人科を受診しました。

「様子を見ましょう」と言われていましたが、胎嚢はほぼ育っておらず8週に入る頃に「稽留流産ですね」と言われました。

診断を受けた時には出血は生理と変わらないくらい出ていて、生理痛のような下腹部痛もずっとありました。

でも手術の日程を組むために産婦人科を受診したら、胎嚢が20mmまで急成長.心拍はないこれど3mmほどの胎芽も見えたので手術の日程は組まずラストチャンスでもう1度だけ様子を見る事になりました。

あたしは1度は稽留流産と診断を受けたのでほぼ可能性はないとわかっていたけど、もしかしたら奇跡が起こるのでは?…と一瞬思いました。

しかし10週に入る頃、それまでは生理のような出血がダラダラ続いていただけで下腹部痛も生理痛のような感じだったのが症状が急変して陣痛のような波のある強い下腹部痛でドロっとした塊が出てきました。

出てきた塊を持参して産婦人科受診したら、子宮の中に胎嚢がなくなっていて最終的に言われた診断は「染色体異常による稽留流産が完全流産になった」でした。

完全流産してからはそれまでの出血や下腹部痛が嘘のように軽減されました。

その後の生理の再開も順調で、周期も乱れていません。

後輩ママへのアドバイス

流産をすると自分のせいなのでは?と思ってしまうかもしれませんが、それは違います。

妊娠初期の流産の原因は受精卵にあり、防ぎようがないんです。

自分を絶対に責めないで下さい。

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