稽留流産の体験談

心拍確認後のけい留流産

私がけい留流産を経験したのは、初めて妊娠した時でした。妊娠を待ち望んでいたので、毎日基礎体温をつけ、生理日や排卵日に関しても熱心に調べ上げ妊活に取り組んでいました。そして5週目の時病院で胎嚢を確認し、6週目の時には心拍まで確認していました。つわりは軽く、妊娠しているのが信じられないくらい普段と体の調子が変わらなかったです。でも心拍まで確認すれば流産の可能性は低いと聞いていたので安心していました。7週目過ぎた頃、ピンク色のおりものや茶色のおりものが出るようになり、お医者さんに切迫流産と診断され止血止めを処方され毎日服用して安静にしていました。腹痛など全くなく体調は良かったです。しかし止血止めを服用してから4日目に出血。鮮血でした。この時も腹痛はありませんでした。すぐに病院で診て貰うと心拍停止。胎嚢は流れることなく子宮内にとどまっており、けい留流産であると言われました。ごく稀に角度や位置によって心拍が確認できないことがあるから明日もういちど確認して、それでも心拍確認できなければ胎嚢を掻き出す手術するとのことでした。そして翌日。診断は変わりませんでした。母体のことを考えなるべく早く一週間以内に手術した方がいいと言われ、4日後けい留流産のそうは手術を行いました。8週目のときでした。

手術は、朝一番に病院でラミナリアという薬を子宮口に入れ子宮口を柔らかくし、一旦帰宅。午後2時に再び病院に赴き手術を実行。麻酔があまり効かず錯乱状態だったそうです。手術は20分ほどでしたが、麻酔から目を覚ましたのは6時頃でした、その後は子宮まわりがきしむような激痛が数日続きました。手術日からちょうど1ヶ月後、いつもと変わらない生理がきて、普通の体に戻ったんだと実感しました。

後輩ママへのアドバイス

まさか自分が流産を経験するとは思いもしませんでした。未だに何が原因だったのか、なぜ一度は確認できた心拍が停止してしまったのかわかりません。当時は、車にたくさん乗ったからかな、食事が悪かったのかなと自分を責めてばかりいました。

その後、お医者さんに流産は、お母さんは悪くない。ババ抜きでたまたまババを引いてしまったと思って。と言われ、そう思うようにしています。流産の経験は本当に辛いです。でも防ぎようがありません。どうか、後ろ向きにならず、現実を受け止め未来の赤ちゃんのことを沢山考えましょう。

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