切迫早産での自宅安静の体験談

突然の大量出血からの自宅安静

それは妊娠初期の3か月に入った辺りの頃。いつも通り出勤し、普段と変わらない朝の準備をしていたところ、何やら温かい液体が太ももを流れていくのを感じました。慌ててトイレへ行くと大量の血液でした。それまでにも初期に2回流産していたため、また今回もなのかと絶望的な気持ちになりながら、必死に涙をこらえ、タクシーで急いでかかりつけの産婦人科へ向かいました。(出血が続いていたので生理用ナプキン2枚使用しなんとか対処しました。)すぐに診てもらうと、出血は大量だが赤ちゃんはまだちゃんとしがみついてくれていて生きている とのことでした。それを聞いて嬉しくてまた涙が出ました。それからをベッドで点滴をし、出血が収まるのを待って、駆けつけてくれた主人と共に帰宅しました。

切迫早産と診断され、とりあえず2週間の自宅絶対安静と言われました。仕事も急きょ休ませてもらいました。トイレ以外はなるべく起きないようにと言われたので、テレビを観たり本を読んだりして家でずっと寝て過ごしました。食事で体を起こすときなども、極力ゆっくりゆっくり動くように気を付けました。寝てばかりの生活も辛かったですが、赤ちゃんの命を守るためなら乗り越えられました。

体調が安定してきたので3週目あたりから少しずつ動いても良いこととなり、軽い家事からスタートし、徐々に普通に生活できるようになりました。その後、赤ちゃんや体のことを考え、仕事は後任の方へ引き継ぎ辞めました。その後の妊娠生活、は無理のない生活が良かったのか特に危険なこともなく、赤ちゃんは無事、元気に生まれてきてくれました。

後輩ママへのアドバイス

無理をしない事、頑張りすぎない事。妊娠期間中の10か月は二人分の命を抱えているわけです。ママが疲れると赤ちゃんも疲れちゃうんだ、くらいの考えで無理をぜず、自分に甘くゆとりを持って過ごされたら良いのでは、と思います。

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