切迫早産での自宅安静の体験談

お腹の赤ちゃんを守れるのはお母さんだけ

私が切迫早産を経験したのは2人目の妊娠の時でした。
臨月には実家に行き里帰り出産する予定でしたが、順調だと思っていた妊娠30週目の健診で切迫早産と診断され、自宅での絶対安静と速やかな里帰りを言い渡され、ウテメリンを処方されました。
里帰りするまでの数日は、買い物は夫がしてくれたので一切外出せず、食事の用意や洗濯と荷造り以外は殆ど横になって過ごしました。
31週目で里帰りしてからも、病院に行く以外は外出せず横になって過ごしました。
上の子のお散歩や公園遊びは母や同居していた兄嫁がしてくれました。
急な里帰りと絶対安静で、上の子や夫に何もしてあげられない事にかなり落ち込みましたが、同じく切迫早産を経験している姉から『夫は自分で何でも出来るし、上の子は他の人がお世話出来るけれど、お腹の赤ちゃんを守ってあげられるのはお母さんだけだよ』と言われ、お腹で赤ちゃんを育てている事への責任感が強まりました。
その後34週目で切迫早産が進んでしまいましたが、自宅安静のまま37週目になるまでウテメリンを内服して、無事に正産期を迎えられました。
そして結局、私が出産したのは予定日を超えてからでした。
助産師さんのお話では、子宮頸管が短くて切迫早産と言われても、予定日近くまでもったり、超過するのは、かなり良くある事だそうです。
私は2人居る姉も切迫早産と診断され臨月までもった経験があるので、もしかしたら遺伝的な体質もあったのかもしれませんが、やはり一番は夫と息子、両親や兄嫁の助けがあり、安静にしている事が出来たからだと思います。

後輩ママへのアドバイス

自宅安静になると色々やりたくなって焦ったり落ち込む事もあるかと思いますが、お腹の赤ちゃんの事だけ考えてじっくり過ごす時間を神様がくれたと思って、甘えられる人には甘えて、ゆったりした気持ちで過ごすと良いと思います。産まれてくる赤ちゃんはとても強い生命力を持っていますが、それを手助けして守ってあげられるのはお母さんだけです。

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