切迫早産での自宅安静の体験談

切迫早産での自宅安静についての体験

かなり早い段階からお腹の張りを感じており、子宮口が開き始めた24週からウテメリンというお薬を飲み始めました。飲んでから1時間くらいは動悸や息切れ、手の震えを強く感じるお薬でした。また、医師からはその時期からあまり遠出はしないようにと言われていました。

私は医療系の仕事をしており、1日中体を動かしていたので負担がかかっていたようです。その時点ではまだセーブしながら仕事を続けて良いとの事だったので上司に相談し、仕事内容や就業時間を変えてもらいながら働いていました。ただ、周囲への迷惑を考え、かなり無理をして働いていた気がします。

結局、子宮口がそれ以上開くことはなかったのですが、お腹の張りが日ごとに強くなっていたので27週で自宅安静の指示が出て仕事を休む事になりました。しばらく休んでみて状態が悪くなるようなら入院もありますと言われました。元々帰里帰り出産の予定だったので、安静の指示が出たその日から実家へ帰りました。幸い、自宅と実家は30分の距離なので主人もほぼ私の実家に来ていました。正直、主人が来てくれていたので食事や洗濯等の心配がなく、また、実家ということもありかなりのんびり過ごせました。

職場とのやり取りとしては診断書や傷病手当の手続き等ありましたが、電話と書類の送付ですみました。検診に行ったその日から突然休む事になってしまったので、仕事の引き継ぎが完全に終わっていなかった事が心残りでしたが、それでもやはりお腹の子供が一番なので無理はせずきちんと休もうと思いました。周囲のフォローもあり書面で引き継ぎを完了し、申し訳なさはあるもののどうにか心配なくお休みに入れる状況になりました。

検診以外で外出することもなく、本当にのんびり過ごしていたので状態は落ち着き、そのまま入院することなく実家で過ごし、36週までお薬は飲み続けました。ストレスが切迫の一番の原因だったようです。

お薬を飲まなくなった3日後に陣痛が来て無事に出産となりました。

お薬を飲みはじめてからは検診が週1になり、最終的に市から出される補助券が足らなくなり出費がかさみました。薬代も結構かかりました。それでも無事に元気な子供が産めて良かったとホッとしています。

後輩ママへのアドバイス

私が今感じることは、周りに迷惑をかけまいと無理したことが結果として迷惑をかけることになってしまったという事です。無理せず休む事も大切だと思います。無事に出産できるよう穏やかに過ごして下さい。

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