切迫早産での自宅安静の体験談

9ヵ月間の自宅安静の妊娠ライフ

妊娠初期から、切迫流産のため自宅安静でした。なんとか4ヵ月目に入り、やっと自宅安静が解除になりすごく喜んでいました。(いわゆる安定期です)そんな時間も束の間、5ヵ月の検診の時に、先生から切迫早産の可能性がある。子宮頚管の長さが2.1cmしかない。普通は3cm以上あるものだから、これが2cm以下になると入院してもらうことになる。赤ちゃんが降りてきている証拠だから、薬を飲んで(ウテメリン=張り止め)自宅で安静にして出来るだけ、立たないようにして下さい。と言われました。そこから、毎回検診のたび、2cm代をさまよう子宮頚管。結局出産までの長い自宅安静が始まりました。

ウテメリンは1日3回。私は動機や体のだるさの副作用がでました。慣れるまではすごく辛かったです。自宅安静とは、シャワーやトイレ以外できるだけ横になっていないといけないそうで、これが毎日続くのは思っている以上にしんどかったです。

家事もろくにできない。買い物にも行けない。ご飯も作れない。ストレスも溜まりまくりでした。また切迫早産について検索し、落ち込み…主人にも申し訳ない気持ちになり、とても情けなくて…うつ病に近い状態になりました。でも赤ちゃんを守れるのは私だけ。そう思い、赤ちゃん用品のチェックや名前を考えたり、赤ちゃんの事を考え頑張れました。主人の実家が近くて、お義母さんが買い物して下さったり、主人も仕事しながら、家事を手伝ってくれ、周りに支えられながら、正産期に入ることができました。正産期に入ると次は動いて下さい。と言われます。だけど、今まで自宅安静で、動いてはいけない生活で筋力も体力も衰えいました。出産に向けて体力をつけなくちゃいけないので、毎日2時間近く歩き、できるだけ動きました。これもすごくしんどかったです。こんなにも体力が無くなっている自分にびっくりしました。そして、予定日から6日遅れてやっと、娘に会うことができました。約5時間のスピード出産でした。破水後、胎児機能不全に陥り緊急帝王切開になるところだったのですが、子宮口が全開になり、吸引分娩で生まれてきてくれました。最後まで心配が絶えませんでしたが、現在1歳半。大きな病気もなくすくすく成長してくれています。あのときの辛さや痛み。全て耐えれた自分。娘に会えた喜び。周りの人達への感謝。いい経験になったと思います。

後輩ママへのアドバイス

今はとても気持ち的にも、体力的にもお辛いと思いますが、必ず終わりがきます。赤ちゃんを守ってあげられるのは、ママだけです。出産までにしたい事たくさんあったと思います。でも今は耐えて下さい。我が子は宝物です。今は周りの人達に頼れることは頼って下さい。大丈夫。きっと大丈夫。ママは1人じゃない。

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