切迫早産での自宅安静の体験談

動けないという苦痛を知りました

私が切迫早産と診断されたのは、二人目を妊娠していた時です。

上の子が2歳で、まだまだ甘えん坊。赤ちゃん返りもあり、抱っこの要求が強くなっていた頃でした。

元々お腹が張りやすい方ではありましたが、妊娠28週を越えた時期から、少しずつ鈍い痛みが伴うようになりました。痛みの程度は生理痛の弱い方くらいで、我慢しながら家事は出来ていました。

お腹が張っていても、二人目の妊娠なので上の子のお世話やお外遊び、家の家事とゆっくり横になる暇はありませんでした。

妊婦検診の時にお腹が張りやすいと先生に相談すると、NSTというお腹の張りや赤ちゃんの心拍を測る機械で見てもらいました。すると、お腹の張りがあるということ、内診で子宮の入り口も開きやすくなっているということから、自宅での安静の指示がありました。


動かないだけ。

それだけのことが、すごくストレスなんです。布団の上げ下ろし、ペットボトルの持ち運び等、普段何も考えずに出来ていたことが出来ません。

それどころか、お風呂とトイレ以外は横になっているようにとのことでした。

「上の子もいるので、出来るだけでいいからね」と先生には配慮いただきましたが。

上の子と遊ぶのも横になって相手をしました。

家事は最低限にして、仕事から帰ってきた夫に頼ることもしばしばありました。

妻として母として心苦しい気持ちでいっぱいの毎日でしたが、私が入院することになってしまったら、もっと大変な状況になってしまうので、気持ちを割り切って一日一日を過ごし、正産期まで持ちこたえました。

後輩ママへのアドバイス

初めて切迫早産と診断されると、戸惑いや不安でいっぱいになってしまうこともあると思います。

仕事を休まないといけない時、家事が出来ない時、心が苦しくなることもありますが、

お腹の張りは赤ちゃんからのSOSです。

「無理をしないで、頭を下げてお願いすることも母としての仕事やで」と先輩から言われた言葉を、私も不安なお母さんへ贈りたいと思います。

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