２日間の陣痛促進剤

予定日が超過して、３日おきに妊婦健診に来るように言われました。40週4日の日に、バルーン挿入による誘発分娩の説明がありました。42週を過ぎると母体も危ないから、過ぎそうな場合は誘発分娩にしましょうということでした。結局産まれる気配がなく、４１週５日の日に入院することになりました。午後３時に入院の準備をして、まず診察でした。まだ子宮口がしっかり閉じているから、バルーンを挿入すると伝えられました。「バルーンは朝になったら抜けていると思うよ、抜けていたらそこから陣痛促進剤を使って陣痛を誘発します。」という説明でした。バルーンを挿入されて、診察室から出る時にはずーんとした生理痛のような鈍痛があり、それまで何ともなかったのに、急に元気がなくなる感じが自分でも分かりました。特にすることはないので、ずっとベッドで寝ていると気が紛れてきて、日常通り過ごすことができました。夜も普通に眠れて、朝バルーンが抜けていることを期待していたのですが、抜けておらず、診察で抜いてもらいました。子宮口は開いていないけど陣痛促進剤を打ってみようということになり、午前中から点滴で促進剤を打ち、どんどん量も増えていきました。陣痛は来ましたが、まだ我慢できる痛さで、点滴をやめると陣痛もなくなっていきました。夜も陣痛を起こそうと階段を上り下りしたのですが、また普通に眠れて翌朝になりました。42週です。前の日と同様、陣痛促進剤を打っていきました。昼食は、緊急帝王切開の可能性も視野に入れて絶食と言われていたので何も食べず、昼過ぎからは陣痛も本格的になり、間隔が分かるようになってきました。３分間隔、１分間隔まできて、子宮口を広げられたにもかかわらず、７㎝までしか開かず陣痛促進剤も午後３時で中断となりました。