陣痛促進剤での初めての出産

私は妊娠30週の途中で切迫早産だと診断され、自宅安静になってしまいましたが、その後なんの音沙汰もなく39週４日目に子宮を柔らかくする薬を点滴しましたが陣痛は来ませんでした。そこで40週ちょうどの日に促進剤で出産することになりました。

旦那が休みをとってくれ一緒に徒歩20分ほどの病院まで歩いて行きましたが、旦那は足が長く歩くのが早いので病院につく頃には少しお腹が張って痛みを感じていました。促進剤を投与する前に内診があり、1センチほど子宮口が開いており先生がグリグリしてくださり、じんじんする痛みを覚えながらベットに向かいました。10時から１時間おきに1錠ずつ６回飲んで陣痛来なかったらまた明日、と言われ早ければ明日の朝には産まれてるだろうとのことでした。朝の内診から継続して少しお腹は痛かったものの、内診のせいだろうとあまりきにせず、12時にお昼ご飯が来るまで旦那と今日産まれなかったらどうしようねー、などと余裕だったのですが、ご飯のあとトイレに行くとなんと出血していました。看護婦さんには内診のおかげでいい傾向だよと言われましたが初めての出血で産まれるのではないかと密かに期待していました。その後13時頃から５分おきくらいにいててて...という痛みが来るようになりましたが看護婦さんは、その程度の痛みならまだまだと言われて取り合ってくれません。その後も間隔は短くならないまま、15時に３時のおやつがきましたが食べる余裕がないほどに痛くなっていました。そんな早く陣痛がくるわけないとか取り合ってくれなかったのですが、内診してもらうとなんと６センチ開いており、またここで先生のグリグリ攻撃でもう痛みの限界に達してしまいました。先生が早そうだからもう分娩台にいきましょうと言うので歩いてきてください、と看護婦さんがいうのですがもう歩ける状態ではなく廊下でうずくまってしまいました。強制的に腕を持たれてやっとのおもいで分娩台にのりましたが、何故かばたばたしていて看護婦さん誰もいませんでした。

これはやばいと思い、痛いときにかなり叫んで看護婦さんを呼びもう一度内診してもらうとすでに全開でした。でも早すぎてなんの準備も出来ておらず、まだいきまないでーと言われること陣痛のがし３回で、立ち会いの旦那も到着しいよいよ出産開始です。陣痛がくると腰が砕け散るのではないかというほど痛く、痛いよー痛いよーとずっと言っていましたが、いきんでいるときだけは全く痛くありませんでした。痛くなくなるのでれば、そりゃずっといきみますよね。すごい上手と言われましたが、いきまないと激痛なのでいきむしかありません。ほんとうにすぽーん、と産まれたという表現がぴったりなほどの安産でした。分娩台に行ってから1時間ほどで産まれました。