予定日超過による誘発分娩の体験談

陣痛がきてから産まれるまであっという間

9月26日が出産予定日でした。
しかし9月24日の健診で子宮口が2cmまで開いていたものの、まだ陣痛がくる気配がありませんでした。
私の出産した病院は予定日超過になった場合、妊婦から誘発分娩を希望してもいいという方針でした。
私は家族の事情でできれば9月中に産みたかったので、今の私の状況で陣痛促進剤を使用しても母体や胎児に悪影響がないことを先生に確認し、このまま陣痛がこなければ40週4日の9月30日に誘発分娩を行うことを決めました。

結局その日まで軽いお腹の痛みや張りがあったものの自然陣痛には繋がらず、誘発分娩をする前日に入院しました。

まず、この時点で2.5cmだった子宮口を4cmまで開く為にラミナリアを12本挿入されました。5分以内で終わりましたが、チクチクした痛みで結構冷や汗をかいてしまい、こんな調子で陣痛に耐えられるのか?と少し不安になりました。

車椅子で病棟まで連れて行ってもらい、陣痛室に入院しました。NSTや入院の書類を書いているうちに、当初感じていたラミナリアが入っている違和感もなくなっていきました。
この日は入浴はできませんでした。夜は緊張して眠れなかったらどうしようと思いましたが、1度のお手洗い以外朝まで眠ることができました。

誘発分娩当日の朝、まず分娩台にあがりラミナリアを取り除いてもらいました。掻き出されるような感じでちょっと痛かったです。子宮口4cm開いたので誘発していきましょうと言われました。

NSTをしながら点滴で陣痛促進剤を入れます。促進剤の量を少しずつ増やしてもらいますが、4時間たっても一向に陣痛がきません。促進剤は1日2本しか入れられないのであと2時間たっても陣痛がこなければ、明日に仕切り直すかもと言われ焦りました。

しかし30分後、促進剤の量が最大になった時に少しお腹が痛くなってきました。
助産師さんが足を温めると陣痛が促進しやすいからと足浴をさせてくれました。
それが効いたようですぐ痛みが強くなってきました。痛みの間、話す余裕はありませんでした。

それから15分後、痛みの最中に破水したような感覚があり、内診してもらうともう子宮口が9cm開いていました。結局そこから1時間半程で出産しました。

私は初産だったので比較対象はありませんが、誘発分娩の場合は陣痛がきてからあっという間に産まれるので事前に心の準備をしておくことが必要だと思いました。次に出産する機会があれば自然に陣痛がくるのを経験してみたい気持ちもありますが、誘発分娩の場合は陣痛がきた時点で既に病院にいるのでその点では安心できましたしよかったと思います。

後輩ママへのアドバイス

誘発分娩はいきなりMAXの陣痛がきてしまうので、事前に心の準備をしていた方がいいと思います。
でも陣痛に耐える時間は自然に陣痛がきた場合より短いことが多いと思うので、いい面もあると思いました。

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