予定日を10日超えての誘発分娩
予定日は5月9日。
予定日当日、推定体重3786グラム。
おしるしなし、もちろん破水もなし、身体に変化はなにもなし。
予定日を1週間超えての41週目、推定体重3519グラム。
なにもなさすぎて不安がどんどん募っていきました。
「子宮口も開いてないし、このままだと誘発分娩になるかもしれない。説明をあとでするね。」
と言われましたが、私は不安のあまり、頭に内容が入りませんでした。
ただ、誘発分娩によるリスクを聞いて、ネットで調べ回りました。「絶対に安全」ではないものなので、出来ればしたくないと思いました。
その次の日、41週1日の朝、下着に血液がついてました。
(これがおしるしというものなのか。)
しかし、日中特に変わりなし。
その日の夕方
「お腹痛い!」「あ、おさまった!、」
というのを何度か繰り返し、通院。
「子宮口まったく開いてないよ。まだまだ。」
と言われ、更に不安になりました。
しかし、あまりの痛さにそのまま入院。
陣痛の痛みにあわせて足の太ももに激痛が走り、ずっと擦ってもらっていました。
「足が痛いなんて聞いたこともない。」
と助産師さんに言われて、泣きました。
※同様の症状がでた人、安心してね。ここに足がすごく痛んだ人がいますよ!
次の日の朝、41週2日目の内診。
7〜5分おき、早いときは3分おきになってきた陣痛の痛みをこらえながら移動。
内診の結果「子宮口は2センチだね、まだまだ。いまの痛みは前駆陣痛で、本陣痛じゃないからね。」
と言われました。
待合室では予定日が被ってた人がちらほら。
出産を終え、母親の顔になって座っていました。
私はダメなんだ。
私の体はおかしいんだ。
私じゃ子どもなんて産めないんだ。
と、待合室のソファーに座って泣いてしまいました。
痛さのあまり2日食事を摂れておらず
「明日本陣痛が来なかったら促進剤を使いましょう。」
と言われました。
布団に潜ってお腹の痛みに耐えながら、赤ちゃんに対して上手に産んであげれないことを申し訳ないと思い泣きました。
その日の夜中1時ごろ
痛みが腰、おしりにずーんと深く響くものに変わり、旦那や母親にも来てもらいました。
痛みも5〜3分おき。
もう出てきて、もう解放して!
と、願いましたがなかなか出てこず。
途中陣痛の合間に
「もう嫌だ、産みたくない、もうやめたい!」
と泣きながら叫びました。
振り返ると、(赤ちゃんも頑張ってるんだよ〜)とか言えるのですが、それほどきつかったです。
その陣痛も先に進むことはなく
5月16日、42週3日、朝11時に誘発分娩になり、促進剤投与。
投与しだして5分もせず、陣痛が強くなっていきました。
今まで生きてきたなかでこんな痛みはないと思います。
途中あまりの痛さに気を失いかけ、呼吸も出来なくなり、呼吸器をつけられ、ずっと声をかけてもらいました。
促進剤を打ってからは時間がかからず、3400グラムの男の子が誕生。
それまでの不安を吹き飛ばす鳴き声。
天使って本当にいるんだなって思える可愛い我が子を抱っこし、本当に幸せな瞬間でした。
初めての出産で、嬉しい反面、緊張や不安あると思います。
一生に何度もあることではないので、周りにたくさん頼ったら良いと思います。
素敵な出産になるように願っています。