陣痛を待ち望んだ日々

私の予定日超過は８日でした。

予定日は１月８日でした。お正月と被るかもしれないね〜バタバタしそうだー！などと不安とお腹の子に逢えるその日を楽しみにそわそわと待っていたのですが一向に陣痛がくる様子もなく、見た感じお腹の膨らみも余り下がっていないのと張りが少ないということで誘発で入院してもらうかもしれないと担当医から事前に連絡を受けていました。

結局陣痛らしきものもおしるしも無しに入院当日である１月１４日を迎えました。そこから長くても３日間で出産しようということでした。

初日はレントゲンを撮り骨盤などの状態を見てその後病室に入り、病室内や病院内の説明を受け、誘発剤の点滴を早速始めました。お腹の子の心音を取る機械をつけて陣痛を待ちましたが結局初日は来ず、夜８時に点滴と機械を外しました。


２日目の朝、９時ごろに担当医の先生に内診してもらいました。その後、初日より点滴を増やして初日と同じ誘発剤を使用しました。すこし張りが増えてきたけど「まだまだだねー」と助産師さんに言われました。くっそーー！と病院内を歩いたりしたのですが一向にこず・・・またもや処置を止める夜８時を迎えました。あまりにも陣痛が来ないので「お腹の子は私に逢いたくないのだろうか？」などと弱音を吐いて泣いたのを覚えてます。大部屋で一人だったため余計だったのかもしれません

しかしその深夜、すこしお腹が痛むように。あれ？と思いつつ気になってあまりしっかりと寝れず３日目の朝を迎えました。


３日目の朝の先生の診察で「もう今日出すよ！！！！！！」とやたら意気込まれ圧倒されつつ「お願いします」と言ったのを覚えてます。そして点滴開始したら・・・ものの１０分位だったと思います。驚くほどの痛みが、今まで体験したことのない痛みが私を襲ってたのを覚えてます。痛いー！しかでず、陣痛を逃がす呼吸法など頭からすっ飛ぶくらいでしたが助産師さんがたまに見に来るたびに「まだまだだよ！」と言われマジか・・・となったのを覚えてます。その間旦那に八つ当たりのオンパレードをぶつけていたのを後日聞かされました。

お昼ごはんを出されこんな状況で食べろと？！！と思っていたら「なるべくなら食べてね！体力無いと出産乗り越えれないよ！」と助産師さんに言われてとりあえず食べたのですが痛みで味は覚えてないです。砂食べてるみたいでした。その後お昼の２時頃、先生が見え状況を見て夕方５時までに進行しなかったら人工破水させるねと告げられました。


結局夕方５時まで進行せず、分娩台へ歩いて行き、人工破水をしました。２時間後に様子見てそのまま分娩か帝王切開か決めるねと言われ医師はそのまま退室。助産師さんが「がんばれ！赤ちゃんも頑張ってるよ！」と元気づけてくれましたが本当に気を失いそうになるレベルの痛さで今までの痛みの比ではなくギャーギャー叫んでしまいました。

そこから２時間陣痛と闘わされ、夜７時ごろ、担当医、別の産婦人科医、助産師数名、小児科医がぞろぞろ現れ私は「何事？！！」状態でした。そして８時までに生まれなかったら帝王切開ねと言われここまで来て帝王切開とか勘弁してくれ！と思い、今までにない気持ちで臨みました。

複数名の医療関係者に囲まれなかなか出てこない我が子を吸引分娩と言う形で出産しました。時間は７時５６分でした。あと４分で帝王切開になるところでした。

私の予定日超過による誘発分娩はこんな感じで終わりました。