40週と4日目での誘発出産
経産婦ですが、2人目は予定日を超えても全く何の予兆もなく、推定体重が大きめだったため40週と4日目に入院・誘発分娩を行うことになりました。
午前8時30分に病院に到着し、まずは先生の診察から。エコーで元気なお腹の中の子供を確認して、そのあと内診台へ移動し""バルーン""と呼ばれる水風船を挿入。この時はまだ子宮口は全く開いていませんでした。挿入したバルーンが抜けるときには子宮口が3cmほど開くとのことで、入院する病室で待機。
何度かお手洗いにも行きましたが、バルーンが自然と抜けることはなく、看護師さんが子宮口の様子を触診で診ている時にようやく抜けました。その時からじわじわとお腹がズーンと重くなるような痛みが時々ありましたが、主人と会話をしていると気にならない程度でした。
午前11時頃から服薬による促進剤が始まりました。1時間置きに1錠ずつ飲むだけなのですが、飲むたびに少しずつ""これがもしかして陣痛なのかな""という痛みがやってくるようになりました。元々生理痛が毎月酷い体質だったので、昼食も普通に食べ、3時のおやつも普通に食べました。
夕方から今度は点滴による促進剤も始まりました。この辺りから痛みの波の間隔が一定になり始めました。しかし子宮口は5cm開いたところからなかなか進まず、子供もまだお腹の上の方にいるとのことでした。
横になって寝ているとお産は進みにくいからと看護師さんがベッドをギャッジを上げてくれて、中途半端な座り姿勢でひたすら陣痛と格闘する時間が始まりました。陣痛は痛いのに、中途半端な体勢で腰も痛い。そうこうしているうちに時計は20時を回り、ようやく子宮口も9cmまで開きました。
分娩台へ移動し、助産師さんの指示に従い呼吸し、力を入れたり抜いたり、あっという間に3,652gの女の子との初対面となりました。
私は1人目も2人目も誘発による出産でした。1人目は出産予定日当日の朝におしるしと呼ばれる少量の出血があってからの誘発だったのですが、2人目は全く何の兆候もなく、子宮口も全く開いていないところからの誘発で本当に促進剤が効くのかとても不安でした。"経産婦だからスピード出産だよ"と周囲から言われていましたが結局1人目と同じく丸一日かかりました。なかなか陣痛の最中は分かっていても、実際にできないことが多いかと思いますが、陣痛の痛みは一定間隔で【痛い時】と【痛くない時】が交互にやってくるので、【痛い時】できるだけ、身体がこわばって力が入らないようにリラックス!できるだけ、でいいんです。我が子が産道を通るのにできるだけ広い道を通ってこれるように、力を入れすぎないことを忘れないでください。