逃げられないあの痛み!
3人目だというのに予定日が1週間過ぎてもおしるしもなく、陣痛の気配もなし。もうまわりからの「まだ?」攻撃にも重いお腹を抱えているのにも心身ともに限界でした。
41週目の検診で先生に泣きつき、やっと誘発分娩で出産することに。
入院当日、朝軽いおしるしはあったものの、相変わらず前駆陣痛もなく、そのまま昼過ぎから誘発剤の点滴の開始をしました。
すると1−2時間後から待ちに待った前駆陣痛っぽい痛みが!でも余裕の痛さで、陣痛の合間に眠れてしまうほど。「陣痛ってこんな感じだっけ!?」と自分の記憶をたどってました。
しかし!そのまま夜中となり、陣痛の痛みも7ー8分おきとなり呼吸法で逃がさないとどうしようもない感じに!先生も陣痛はきちんとついてきているからこのままで問題ないとの判断でした。しか-し!!このまま明け方には産まれるかも!?と希望を感じていると、夜中の3時くらいになっても陣痛の間隔がいっこうに短くならならず、どうしてっ!?と緊急事態でもないのにナースコール。すると明け方になるまでこのまま頑張って朝になってもこのまなら先生に相談しましょうとのこと。そんなの我慢できないよーと思わず泣いてしまいました!
陣痛ってもうやめたくてもやめられない、でも熱い鉄の塊がおしりに落ちてきて、でも出ない、骨がバリバリいうなんとも言えないキョウレツさで、絶対に逃げられない。こりゃ精神力の戦いだ!と改めて痛感しました。
もう逃げられないから耐えるしかない。そうこうしていると午前8時くらいにいきなり破水、
子宮口も9cmになっており、私のもういきませてー!!という叫びで分娩室へ。
その後助産師さんが見かねたのか、内診も兼ねて指でぐりっとすると10cmにいっきに開き、そこから30分で無事産まれました!その瞬間の私が発した言葉はまず「終わった!!」でした。
陣痛って最高に痛くてやめたくてもやめられない、一度始まると逃げられない痛み。でも必ず終わりが来ます。妊娠中から体力、精神力を鍛えて臨んでください!あと、予定日を超えるとまわりからのまだコールが本当に憂鬱です。でもできるだけリラックスしてその日を待ちましょ。赤ちゃんには必ず会えるんですから!